<p
概要
今日はスクウェア・エニックスから2018年12月21日にPS4とNintendo Switchで発売された「ドラクエビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」のレビューをしたいと思います。
ドラゴンクエストビルダーズはいわゆるサンドボックス系と呼ばれるジャンルのゲームです。
サンドボックスといえばマインクラフトが有名ですよね。
マインクラフトは自由に物作りができる一方、ストーリー的なものは皆無ですが、このドラクエビルダーズにはストーリーがあります。
ドラクエ的なRPG要素とサンドブロック要素が絶妙に混ざり合っていて、笑いあり涙ありの万人向けのゲームになっています。
むしろものづくりをしたい人にとっては本番はメインストーリークリア後からといっても過言ではありません。
今回発売されたビルダーズ2は2016年1月に発売されたビルダーズ1の正統な続編ですが、ストーリー的な繋がりは全くないので、安心して2からプレイしてくださいね。
ビルダーズ1はドラゴンクエスト1のアナザーストーリーでしたが、このビルダーズ2はドラゴンクエスト2のその後を描いたお話です。
ドラクエ2のラスボスであるシドーと同じ名前の少年とともに、ビルダーである主人公がからっぽ島を開拓して発展させていく物語となっています。
ビルダーズ2のおすすめポイント
仲間との絆を深めるストーリーと物作りの楽しさ、ですね!
NPCの村人が意外といい味を出していて、だんだんと好きになっていくんですよね。
終盤の流れるようなストーリー展開は良かったと思います。
ネタバレになるので詳細は伏せておきますが
あ、そういう意味だったんだ、というような気づきが多くありました。
ビルダーズ2ではビルドに関わるあらゆる部分がパワーアップしています。
様々な要素があるので、その全てを紹介することはできないのですが、ビルダーズ1からの変更点はざっくり以下のような感じです。
- 仲間がモンスターとの戦いやものづくりに協力してくれる
- 空中や水中を自由に移動できる
- 素材島で無限に素材を収集できる
- モンスターを仲間にできる
- ダッシュ移動が可能
- ワープ機能あり
- SNS要素
変更点はいろいろあるのですが、やっぱりSNS要素が一番大きいかなと思います。
物作りをしたら誰かに見せたいものですよね。
ビルダーズ2ではSNS的な要素がデフォルトで搭載されており、自分が作成した町や建物をウェブ上にアップロードして世界中の人に公開することができます。
この機能により、他の人が作成した建物を見ることやコピーして持って帰ってくることができるのです。
また、相互にいいね!をすることができて、定期的にランキングが解されるため、ビルドのモチベーションにつながります。
マルチプレイの要素もあり、みんなで巨大な建造物を建てる、なんてこともできたりします。
もちろん操作感やユーザーインターフェースは前作から大幅に進化しています。
インターフェース部分もユーザーフレンドリーで自由にカスタマイズできるので、ストレスなくプレイすることができると思います。
総評
多くの人にお勧めできる素晴らしい内容だと思います。 95点!
ストーリーがプレイヤーを1から育てていく感じで構成されているため、前作プレイ済みの熟練ビルダーさんの場合は、クエストがおつかいのように感じられる場面が多いかもしれません。
また、フリーにビルドできるようになるには本編クリアが必要だったり、
遠くからでも自由にビルドできるようになるアイテム、ビルダーアイを取得するまでに非常に時間がかかり大変、
といったマイナス点もありますが、それを補ってあまりあるほどの面白いゲームだと思います。
自分の好きなようにビルドができるようになる、本編クリア後がこのゲームの本番だと思うので、是非あきらめずにクリアまでプレイしてみてください。
私の場合は本編クリアまでおおよそ40時間ほどかかりました。
2019年2月28日にはDLC第1弾の和風パック、3月28日にはDLC第2弾の水族館パックも販売されました。
今後、当初は予定になかった第3弾DLCも販売される予定です。
良い機会なのでドラゴンクエストビルダーズ2を始めてみてはいかがでしょうか!