
はじめに
こんばんは、ななしです。
今日は「紙のような質感と圧倒的な軽さ」がキャッチコピーのSONY製デジタルペーパー DPT-RP1/DPT-CP1を約1年半使った感想を紹介をしたいと思います。
2020年1月1日時点でデジタルペーパーとしてどの機器が良いか、私なりの意見を述べていこうと思います。
約半年前にレビューをしているのでそちらも併せてどうぞ♪
デジタルペーパー概要
最近流行のデジタルノートのことをデジタルペーパーと呼ぶ場合があります。
有名なのはSONY製のDPT-RP1/CP1とFUJITSU製のQUADERNO、あとはApple製のiPadシリーズでしょう。
今日はSONY製のデジタルペーパーをメインで紹介していきます。
本製品には13.3インチと10.3インチの2つのモデルがあります。
私が持っているのはモデルは13.3インチのDPT-RP1です。
13.3インチのRP1がほぼA4サイズ、10.3インチのCP1がほぼA5サイズです。
いずれのサイズも非常に軽く、持ち運びに困ることはないとおもいます。
どちらのタイプにもオリジナルのスタイラスペンがついてきます。
ペン先の書き味ははボールペン風と鉛筆風の2種類があり、使い心地はかなり良いです。
個人的にはフェルト材質の鉛筆風ペン先の方が好みですが、消耗は比較的早めかもしれません。
ペン先が減ってくると鉛筆の芯が丸くなった時のように、文字が書きにくくなってきますので、早めの交換をお勧めします。
またペン先にボタンがついていて、ペン、消しゴム、マーカーなどを楽に切り替えすることが可能です。
DPT-RP1 | DPT-CP1 | |
---|---|---|
大きさ | 224×302.6×5.9mm | 174.2×243.5×5.9mm |
画面サイズ | 13.3インチ | 10.3インチ |
解像度 | 1650×2200(207dpi) | 1404×1872(227dpi) |
重さ | 349g | 240g |
稼働時間 | 最大3週間 | 最大3週間 |
値段 | 68,000円(税別) | 49,819円(税別) |

良かったところ
それでは良かった点3つを記載していきます。
書きやすさと軽さ
これに関しては言うまでもありませんがとても素晴らしいと感じました。
300gなのでどんなときにも持ち運びがしやすく、まるで紙に書いているような書き心地です。
ペーパーライクフィルムをつければ書き心地はさらに向上します。
デジタルペーパーへの直接印刷機能
この機能がとても便利です。
各種アプリ(例えばWORDなど)から直接このデジタルペーパーを選択して印刷することができます。
紙にすると処分に困る情報ってありますよね。
そんなときはこのデジタルペーパーに直接印刷して、不要になったら削除すればOKです。

NFCによるセキュリティ機能
これも使ってみてとても便利だと感じました。
特に会社で機密性の高い情報を扱う場合にはおすすめです。
NFC機能を有したものであればなんでも登録できます。
SUICAなどの物理カードだけでなく、Apple Payのクレジットカード、果ては会社の社員証まで!
ロックを解除したい時には軽くかざせば即座にロックが解除されます。
もちろんパスワードでの解除も通常通り行うことが可能です。

悪かったところ
逆にもう少し良くなるといいのにと思った点についても書いてみます。
動作が少し重い
iPadに比べるとどうしても動きが遅く、処理に時間がかかります。
普通にメモを取る分にはあまり気になりませんが、ドキュメントを切り替えるとき、名前をつけるときなど、メモ以外の部分で少しだけ気になります。
バックアップ機能がない
デジタルペーパーとPC(Mac)とファイル同期機能はあるのですがバックアップ機能はありません。
どちらかのファイルを削除すると、もう片方も削除されてしまいます。
Bluetooth接続にコツが要る
これは時間がある時に別途記事を書こうと思いますが、Bluetooth接続をしようとすると少しだけ骨が折れます。
さいごに
ノート機能に特化したデジタルペーパーなので不要な機能がなく、電池の持ちも非常に良いです。
iPad + Apple Pencil と比べると少し見劣りしますが、不要な機能を持たせない方が好ましい会社や企業での利用におすすめだと思います。
悪いところに書かせてもらいましたが、もう少しこうなるといいのに、といった要望はありますが、通常のノート利用では不便はないです。
きっとこれからもっとアップデートされていくだろうという期待も込めて★4つとします!
次回はFUJITSU製のQUADERNOとの実物比較をしたいと思います。
ぶっちゃけ本当に同じ機体、同じソフトを使っているとしか思えないほど瓜二つですよ!