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FUJITSU製デジタルペーパー「クアデルノ」とSONY製デジタルペーパーの比較!サイズ重さ色などの違いを徹底検証

はじめに

こんばんは、ななしです。

最近流行のデジタルノートの一つであるデジタルペーパー。

有名所としては「紙のような質感と圧倒的な軽さ」がキャッチコピーのSONY製のDPT-RP1/CP1だと思います。

そんなSONY製デジタルペーパーと瓜二つの製品である「まるで本物の紙のような、自然な書き心地」を実現したFUJITSU製のQUADERNO。

最初に発表されたときは一体何が違うんだろうと感じた方も多いと思います。

見た目的にもほとんど同じに見えるこの2機種は一体何が違うのか。

今日はFUJITSU製のデジタルペーパー「クアデルノ」とSONY製デジタルペーパーとの違いを書いていきます。

www.fmworld.net


SONY製デジタルペーパー DPT-RP1の使用開始1年レビューはこちら

www.noname774.xyz

約半年前にレビューをしているのでそちらも併せてどうぞ♪

www.noname774.xyz

クアデルノ

まずはFUJITSU製デジタルペーパーであるクアデルノの紹介です。

本製品には13.3インチと10.3インチの2つのモデルがあります。

13.3インチのRP1がほぼA4サイズ、10.3インチのCP1がほぼA5サイズです。

背面にはFUJITSUの文字があります。

いずれのサイズも非常に軽く(A4が約350g、A5が約250g)、持ち運びに困ることはないとおもいます。

どちらかと言うとシステム手帳として使うのであればA5サイズ、論文を読んだりすることが多いのであればA4サイズがおすすめです。

小さい方のA5サイズでもiPad mini(約300g)よりは一回り大きいです。

大きな違いではないですが両モデルでボタンや端子類の配置が異なります。

どちらのタイプにもオリジナルのスタイラスペンがついてきます。

ペン先の書き味ははボールペン風と鉛筆風の2種類があり、使い心地はかなり良いです。

スタイラスペンの下の方にボタンがついていて、ペン、消しゴム、マーカーなどを楽に切り替えすることが可能です。

フェルト材質の鉛筆風ペン先の方が書き味が鉛筆に近いため個人的には好みですが、消耗は比較的早めかもしれません。

付属品として本体の他にスタイラスペン、取扱説明書、USBケーブル、替え芯がついてきます。

ペン先が減ってくると鉛筆の芯が丸くなった時のように、文字が書きにくくなってきますので早めの交換をお勧めします。

画面は白黒ですがKindleのE-inkのようまるで紙に書かれているような感じでした。

ページめくりなどのレスポンスはiPadなどのタブレット端末のノートアプリよりは遅めですがKindle端末よりは早いのでそこまでストレスに感じないと思います。

SONY製デジタルペーパーとの比較

それではSONY製デジタルペーパーと比較をしていきましょう。

基本仕様

それぞれの基本仕様を表にまとめてみました。

カタログ上では基本仕様は全く同じですが、クアデルノの方がお値段が少しだけ安いです。

本体

実際に実物を比較すると色が異なります。

SONY製はグレイ、FUJITSU製がホワイトです。


スリープ状態の時に前面に表示されるロゴが異なります。

左がSONY製、右がFUJITSU製クアデルノ。

また背面にはそれぞれの社名がプリントされています。

同じサイズでの比較となりますが、その他のボタンやUSB端子など関しては全く同じでした。

スタイラスペン

ペンに関してはロゴ以外全く同じでした。

試しにSONY製のペンでクアデルノに書いてみましたが特に問題なく使うことができました。

スケジュール機能

SONY製デジタルペーパーとの唯一の違いだと思われる点ですが、クアデルノにはスケジュール機能があります。

この機能はSONY製デジタルペーパーにはありません。

FUJITSU公式でダウンロードできるスケジューラ用のPDFをスケジューラフォルダに入れると、クアデルノをスケジュール管理機能をもったシステム手帳として利用することができる機能です。

下のようなカレンダー画面に自由に記入ができますし、他の月や特定の日をタップするとその日専用のシートに簡単に移動してくれます。

アナログな手帳を利用するのが好きな人にはとても良い機能ではないでしょうか。

PC用アプリ

Digital Paper Appに関しても比較をしてみましたが、外見機能ともに違いはありませんでした。

こちらがFUJITSU製

こちらがSONY製

さいごに

今日はFUJITSU製のデジタルペーパー「クアデルノ」の各種比較を行いました。

SONY製のデジタルペーパーとほぼ同じです。が、2020年1月時点でデジタルペーパーを購入するのであればスケジュール機能と価格の安さでFUJITSU製の「クアデルノ」をおすすめします。

ただ、これまでに一時的に片方の機種にしかない機能がある時期もありましたが、すぐにもう片方もアップデートされて同じ機能を利用できるようになっています。

いまクアデルノのみにあるスケジューラ機能もそのうちSONY製デジタルペーパーでも使えるようになると思います。

長期的にみたらどちらでもあまり変わらないと言うのが結論です。


肝心のデジタルノートとしての機能ですが、ノート機能に特化したデジタルペーパーなので不要な機能がなく、電池の持ちも非常に良いです。

iPad + Apple Pencil と比べるとレスポンスなどで少し見劣りしますが、不要な機能を持たせない方が好ましい会社や企業での利用に特におすすめです。

個人で購入するには多少高価ではありますが、それを補ってあまりある性能だと思います。

ぜひ機会があれば使ってみてください!