はじめに
こんばんは、ななしです。
紙に近い読み心地、書き心地ということで最近流行のデジタルペーパー。
大きくはデジタルノートとしての利用を想定されているSONY製のDPT-RP1/CP1、富士通製のクアデルノ、シャープ製のWG-S50、Onyx Boox Note、電子書籍リーダーとしての利用を想定されているAmazon Kindleや楽天 Koboなどに分類されると思います。
今日はFUJITSU製のデジタルペーパー「クアデルノ」の価格とAmazonで購入できるのかを書いていきたいと思います。
SONY製デジタルペーパー DPT-RP1と富士通製デジタルペーパー クアデルノの比較
SONY製デジタルペーパー DPT-RP1の使用開始1年レビュー
SONY製デジタルペーパー DPT-RP1の半年レビュー
クアデルノ
まずはFUJITSU製デジタルペーパーであるクアデルノの紹介です。
「QUADERNO(クアデルノ)」は、イタリア語で「ノート」の意味です。
「QUANTITY(量)」と「QUALITY(質)」のあるアイデアが、 どんどんと「出る」「ノート」という想いも込められているようです。
自然な書き心地を実現。ペン先に適度な摩擦感があり、ペンの動きと描く線のずれも少ないため、まるで本物の紙に書いているような感覚で手書きができます。
本製品には13.3インチと10.3インチの2つのモデルがあります。
13.3インチのRP1がほぼA4サイズ、10.3インチのCP1がほぼA5サイズです。
背面にはFUJITSUの文字があります。
いずれのサイズも非常に軽く(A4が約350g、A5が約250g)、持ち運びに困ることはないとおもいます。
どちらかと言うとシステム手帳として使うのであればA5サイズ、論文を読んだりすることが多いのであればA4サイズがおすすめです。
小さい方のA5サイズでもiPad mini(約300g)よりは一回り大きいです。
大きな違いではないですが両モデルでボタンや端子類の配置が異なります。
どちらのタイプにもオリジナルのスタイラスペンがついてきます。
ペン先の書き味ははボールペン風と鉛筆風の2種類があり、使い心地はかなり良いです。
スタイラスペンの下の方にボタンがついていて、ペン、消しゴム、マーカーなどを楽に切り替えすることが可能です。
フェルト材質の鉛筆風ペン先の方が書き味が鉛筆に近いため個人的には好みですが、消耗は比較的早めかもしれません。
付属品として本体の他にスタイラスペン、取扱説明書、USBケーブル、替え芯がついてきます。
ペン先が減ってくると鉛筆の芯が丸くなった時のように、文字が書きにくくなってきますので早めの交換をお勧めします。
画面は白黒ですがKindleのE-inkのようまるで紙に書かれているような感じでした。
ページめくりなどのレスポンスはiPadなどのタブレット端末のノートアプリよりは遅めですがKindle端末よりは早いのでそこまでストレスに感じないと思います。
価格と購入方法
クアデルノは2020年3月現在、Amazonで購入することができません。
Amazonで購入可能なのはSONY製のデジタルペーパーのみです。
所持している人が少ないためかフリマなどでも出品されることは稀で、公式サイト以外での購入ができないように思われます。
富士通公式サイトでは税込でA4サイズが70,090円、A5サイズが50,700円となっています。
公式サイト www.fujitsu-webmart.com
さいごに
今日はFUJITSU製のデジタルペーパー「クアデルノ」の価格と購入方法を記載してみました。
2020年3時点では公式サイト以外からの購入ができないと思われます。
富士通さんはあまり普及させようという思惑はないのでしょうか。Amazonで購入できるようにすればもっと多くの人の手に渡りやすくなると思うんですけど。
肝心のデジタルノートとしての機能ですが、ノート機能に特化したデジタルペーパーなので不要な機能がなく、電池の持ちも非常に良いです。
iPad + Apple Pencil と比べるとレスポンスなどで少し見劣りしますが、不要な機能を持たせない方が好ましい会社や企業での利用に特におすすめです。
個人で購入するには多少高価ではありますが、それを補ってあまりある性能だと思います。
ぜひ機会があれば使ってみてください!
クアデルノはAmazonで販売していないのでSONY製のデジタルペーパーへのリンクを貼っておきます。