はじめに
みなさんKindleは活用されていますか?
様々な電子書籍を利用できる素晴らしい端末・サービスですよね。
Kindleを読むためにはKindle端末が必要なような気がしますが、実はタブレットやパソコンでもみることができます。
本日はKindleのパーソナルドキュメントサービスに主に自炊の電子書籍を一括で簡単に送る方法を書いていこうと思います。
過去のKindleに関する記事
パーソナルドキュメント
Kindleのお得なサービスにパーソナルドキュメントといわれるものがあります。
これはKindle端末登録時に端末ごとに自動で発行されるSend-to-Kindleアドレス宛に、適切なフォーマットの電子書籍ファイルを添付してメールを送ると、全てのKindle端末でそのドキュメントを利用できるようになるものです。
いわゆる自炊本をKindle本と同じようにいろいろな端末から扱うことができるものだと思っていただければOKです。
ちなみにGmailやYahoo!メールは25MBまでのファイルしか扱うことができません。
なので画像形式のファイルをパーソナルドキュメントに上げるのは厳しいと思われます。
Send-to-Kindle自体は50MBまで対応しているようです。
Calibre
Calibre(キャリバー)は オープンソースの無料電子書籍管理アプリで、電子書籍の整理、閲覧、ファイル形式の変換などができます。
別途 DRMを解除するプラグインを導入することで Amazon Kindle や Kobo など DRM で保護された電子書籍の閲覧も可能となります。(DRMに関しては自己責任でお願いします)
このアプリで多くの電子書籍を管理しつつ、必要な時に必要なファイルだけ、一括でSend-to-Kindleアドレスに送信するのがオススメです。
https://calibre-ebook.com/download
メール共有設定
Calibreのメール設定は以下の通りです。
CalibreのPreferenceからメール共有を選択します。
その後、以下のように設定をします。
この例ではGmailの設定を記載します。
具体的には送り先のメールアドレス、形式、送り元のメールアドレス、SMTPサーバーホスト名、ポート番号、ユーザー名、パスワード、暗号化方法を入力していきます。
Gメール以外のメールアドレスを利用される方はSMTPサーバーのホスト名やポート番号を調べておいてください。
2020/9/20追記
うまく送信できなくなったのでいろいろ試してみました。
ホスト名:smtp.gmail.com に変更するといけるようになりました。
ドキュメントの送信方法
あとはCalibreのホーム画面から送信したい電子書籍を選択したのちに接続/共有を選択してメールするを選択するだけです。
フォーマットの変換がされていない場合はここで変換が実施されて送信されます。
数分でパーソナルドキュメントに反映されてKindle端末で見ることができるようになります。
さいごに
本日はKindleのパーソナルドキュメントサービスに主に自炊の電子書籍を一括で簡単に送る方法をご紹介しました。
自炊で電子書籍を作っている方はCalibreを利用している方も多いのではないでしょうか。
多くの電子書籍ビューワがありますのでKindleにこだわる必要は全くないのですが、文庫本やビジネス本はKindleにまとめたいという人にはオススメの方法です。
ちなみに私は漫画や雑誌などの画像形式の電子書籍はComicShare、それ以外のテキスト形式の電子書籍はKindleにまとめていたりします!