
はじめに
みなさん、外に出るときにカーナビで各種動画サービスを利用したいと思ったことはありませんか?
スマホもしくはAmazon Fire TV stickなどとWiFi環境下で接続できれば各種動画サービスやYoutubeなどで様々な動画を見放題です。
長時間座ったままでいることができない小さな子供がいるご家庭ではこれらのサービスを活用できると非常に助かるのではないでしょうか。
本日は、カーナビにHDMI入力でスマホやFire TV stickを接続してみたのでそのお話をしたいと思います。
カーナビ本体の取り付け方法
購入したカーナビはこちら。
2020年5月現在約7万円で入手することができるカロッツェリア製のAVIC-RW710です。
7インチのカーナビで1年間の地図更新がついてきます。
Bluetooth接続、HDMI入力など主要な機能は網羅されているコスパが良い商品だと思います。
取り付け方はこちらの説明書を参照ください。
RW910、RL910、RZ910、RL710、RZ710あたりも同じ方法で接続できると思います。
https://jpn.pioneer/ja/support/manual/manual_pdf.php?m_id=16486
ちなみに内装の取り外し方はこちらのサイトや動画が参考になると思います。
内装パネルの取外し 【プリウスα編】 | トヨタ プリウス by ベンプリ僕 - みんカラ
ナビ取り付け パネル外し方|プリウスα ZVW40 車速 前編 - ナビ太郎のナビ取り付け
今回はHDMI入力をできるようにしたいので、背面のHDMI IN端子とUSB端子に延長ケーブルを挿して前面からアクセスできるようにするという作業を行いました。

また、ケーブルの取り回しはLightning コネクタ対応端末で音声と映像を入力する場合をベースにしています。

iOSデバイスの場合(Lightning)
正常に取り付けが完了するとHDMIとUSBの二本のケーブルが前面に出てくることになります。
これにApple純正のLightning Digital AVアダプタを取り付けます。
おそらく純正以外のものでも大丈夫だとおもいますが、純正以外のものを使うとうまく動かないという意見をいくつか見かけたので、失敗をしたくないなら純正品をおすすめします。
残念ながらAmazonでは取り扱いされていないようです。。。
これにiPodやiPhoneを接続するとカーナビに画面のミラーリングをすることができます。
ミラーリングに対応していないのか動画サービスによっては見られないものもあるようなので注意してください。
私の場合はHulu以外であれば問題なく見ることができました。
下の画像のようにiPhone SE(第1世代)でも問題なく表示できたので、ほぼ全てのiPod、iPhoneで利用可能だと思います。

Androidスマホの場合(USB C)
次にUSB Cのデバイスで接続する方法です。
iOSの場合のケーブル構成を利用して、アダプタをUSB C対応のものに取り替えることで対応します。
利用するのはこちらの商品です。
こちらのアダプタにHDMIとUSB Cケーブルを挿して、それをAndroidスマホに接続して利用します。
iOSデバイスの場合のケーブル構成を利用する場合は、Lightningケーブルが伸びているはずなので、ケーブル自体をUSB Cに取り替えるか、Lightning to USB Cの変換コネクタを利用するといいと思います。
注意する点としてはスマホ本体が外部出力に対応しているかどうかを確認しておくことです。
例えばXperia AceはMHL、Display portなど画面出力に対応していないので、この方法でも画面をカーナビにミラーリングすることはできません。
Amazon Fire TV Stickの場合(HDMI)
最後にAmazon Fire TV Stickを接続する場合です。
iOSの場合のケーブル構成ではHDMIケーブル(オス)が伸びているはずですが、Fire TV Stick自体もHDMIオスなのでこのままでは接続ができません。
そこで、オスとオスを接続するために下のコネクタを利用します。ケーブルも短いので特にリピーター機能は不要だと思います。
また、こちらは充電がmicro USBなので、ケーブル自体をmicro USBに取り替えるか変換コネクタを利用して電力を供給してください。

下の写真のように無事カーナビでFire TV Stickを活用して動画を見ることができました!

さいごに
本日は、カーナビにHDMI入力でスマホやFire TV stickを接続する方法について書いてみました。
カーナビであっても通常のTVと同様にHDMIで接続するだけですが、同時に電力の供給が必要な場合が多いことが特徴だと思います。
あとは変換ケーブルやコネクタを活用することで様々な端子を有するデバイスを接続することができます。
