はじめに
みなさん、スマートウォッチを活用されていますか?
わたしもこれまでに幾つかのスマートウォッチを利用してきましたが、多くの機種でバッテリーの持ちが悪い点がずーっと気になっていました。
スマートウォッチの利用目的は多々あると思いますが、通知を見たいだけという場合であればあまり気にならないかもしれませんが、ライフログを取ることを目的とする場合、充電を頻繁にしなければならないとなると、常時つけることができなくなって、とても不便に感じるものです。
最近はバッテリーが1〜2週間もつような機種も発売されているようなので、どれかいいものはないかなーと比較検討して、Huawei Band4 Proを購入してみました。
本日はHuawei Band4 Proを利用して感じたことと気になるバッテリーの持ちを書いてみたいと思います。
Huawei Band4 Pro
2020年1月17日に発売されたファーウェイ社製のスマートバンドです。
スマートウォッチの一般的な機能、歩数計、心拍数、睡眠、通知、ワークアウト、音楽、アラーム、タイマー、ストップウォッチなどは全て網羅されています。
無印版との違い
11月22日に発売されたHuawei Band4の上位グレード版となりますが、無印版との大きな違いとしては、デバイス自体にGPS機能を有している点です。
デバイス単体でGPS機能を有しているのでスマホがなくても位置情報を取得できます。
ただ、GPS機能はバッテリー消費が激しいので、スマホに任せることができるならその方がいいかなと思います。
普段スマホを持たずに出歩く人はあまりいないと思うので、スマホを持たずにエクササイズをすることがある人には特におすすめだと思います。
他にはディスプレイ(液晶→有機EL、解像度UP)、バッテリー(9日→12日)あたりが機能アップして、その分少しだけ重く(22g→25g)、価格が約2倍になっています。
Mi Band4との比較
よくXiaomiのMi Band4と比較されますが、GPSの有無意外にはハード的な違いはほとんどないと思います。
電池の持ちはMi Band4の方が良いようですが、1〜2種間程度充電が不要であれば十分かなと言う気もしています。
Apple watchはどう頑張っても2日持たないですからそれにくらべれば。。。
充電にかかる時間も1時間程度なので、お風呂に入っている時にでも充電すればいいでしょう。
Mi Band4との大きな違いはソフトウェアかもしれません。個人的にはHuaweiの方が使いやすいと感じました。
注意点としては、Mi band4ではワークアウト中の音楽コントロールができないので、音楽機能を重視する方は注意をしてくださいね。
画面・ディスプレイ
Pro版のディスプレイは有機ELとなってとても綺麗になりました。
屋外であっても輝度が足りないと言うこともなく普通にみることができます。
タッチの反応も良好で悪くありません。
スマートアラーム
アラームにはスマートアラーム機能というものがあります。
これは*設定時刻の数十分前から眠りの浅いタイミングでアラームをしてくれる機能**です。
自然な感じでバイブレーションで起きることができます。
通知の鳴動制限と手首を上げて画面起動
デバイスの設定からオンオフができる通知の鳴動制限では、時間帯を指定することで、デバイスに通知が届いた際の鳴動をオフできます。
手首を挙げて画面を起動をオンにすると、手首をくいっと手前に傾けると画面が表示されます。
特に素晴らしいのは「通知の鳴動制限」と「手首を上げて画面を起動」の機能が連動している点です。
通知の鳴動制限で設定した時間は手首を傾けても画面が表示されないようになっています。
夜中寝ている時にスマートウォッチの画面が点灯したら眩しくて困りますもんね。
HUAWEI TruSleep
睡眠時に睡眠の深さや長さなどをチェックして改善点を教えてくれる機能です。
無印のHuawei Band 4でも利用できる機能ではありますが、改善点を詳細に教えてくれるので素晴らしいと思いました。
この機能は他社製スマートバンドより一歩進んでいる点だと思います。
替えバンドの種類
あと、発売されてからあまり時間が経っていないためか、替えバンドの種類があまり多くはありません。
バンドをいろいろ変えて楽しみたいという方にはちょっとマイナス点かもしれません。
バッテリー持ち
バッテリー持ちは公称値としては12日とされています。
これはHUAWEI TruSleepと心拍数の継続的監視を無効、手首を挙げて画面起動をOFF、1日30回画面点灯という前提での日数です。
正直、睡眠や心拍数の監視、手首を挙げて画面起動を使用しない使い方なんてほとんどないと思います。なんのためのスマートバンドだって感じですよね。
と言うわけで、今回は睡眠、心拍数関し、手首を挙げて画面起動をオンにした状態でどのくらいのバッテリー持ちになるかを試してみました。
スマホの通知も普通にバンドの方に届くようにしています。
結果は以下の通りです。
グラフのように1日16%程度バッテリーが減少します。約6日間充電不要です。
普通の使い方だと公称値の約半分しかバッテリーがもたないと思った方が良さそうです。
まぁ、Apple watchはほぼ毎日充電が必要なのでどれに比べれば。。。
2020/6/2追記
再度充電をして使用したところ、9日間持ちそうな感じでバッテリー残量が推移中です。
前回バッテリー消費が早かったのはフル充電せずに使用を始めたからかもしれません。
さいごに
本日はHuawei Band4 Proを利用して感じたことと気になるバッテリーの持ちを書いてみました。
スマートウォッチの機能としてはほぼ全て網羅されていて、各種機能も使いやすいので、スマホの通知やライフログを取ってみたいという方におすすめできる製品だと思いました。
肝心のバッテリー持ちに関してですが、普通の使い方だと約9日程度で充電が必要になると思います。(6/2修正)
もっと安い製品も売られていますが、お値段も8000円前後まで下がってきているので選んでみてもいいのではないでしょうか。