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Microsoft Surface Go2 と Lenovo IdeaPad duet の比較!それぞれの良いところと悪いところを比べるよ!

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はじめに

皆さんこんにちは!

本日は Microsoft Surface GO 2と Lenovo IdeaPad duet の比較をしたいと思います。

Microsoft Surface go2 は Windows OS を搭載しており、IdeaPad duet は Chrome OS を搭載しているという違いはありますが、2in1パソコンでタブレットとしても利用可能という点など、とてもよく似た製品だと思います。

約1ヶ月ほどこの両製品を用いてきて感じたことや気づいたことなどをまとめてみました。

本日は Surface go2(左) と IdeaPad duet(右) の良いところと悪いところを比較していきたいと思います。

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過去記事

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Microsoft Surface GO2

2020年5月12日に発売されたMicrosoft社製の2in1のWindowsPCです。

2018年8月28日に発売された第1世代から画面サイズ、処理性能がアップした後継機種となります。

画面サイズは10.5インチ、解像度は1920×1280、CPUはPentium Gold 4425YまたはIntel Core m3-8100Yです。

メモリーは4Gまたは8GB、ストレージは64GB eMMCまたは128GB SSD、グラフィックスはUHD 615です。

パソコン本体のサイズは245×175×8.3mm、重量はWi-Fiモデルが554g、LTEモデルが553gとなります。

最上位のモデルはLTEにも対応しており、モバイルPCとしてほしい機能はほぼ網羅されているのではないでしょうか。

Surfaceペンを購入することで手書き入力にも対応しており、非常に使いやすい一台といえます。

同等機能を有するWindowsPCと比較すると多少お値段は高くなりますが、Office Home&Bussiness 2019が付属してくるという特典もあります。

Lenovo IdeaPad duet

2020年6月5日に発売されたLenovo製の2in1のChromebookです。

税込みで44,800円ということで非常にコストパフォーマンスに優れ、一時期売り切れが続出したモデルです。

ディスプレイサイズは10.1インチ(1920×1200)、キーボードは自由に着脱可能です。

CPUはMediatek Helio P60T(オクタコア)、RAMは4 GB、ストレージは128GB eMMCです。

インターフェースは少なくUSB Type-Cのみとなっています。

タブレット本体のサイズは約 239.8×7.35×159.8mm、キーボードとスタンドカバー装着時は約 244.9×18.2×169.3mmです。

重量はタブレット本体が約 450g、キーボードとスタンドカバー装着時は約 920gとなります。

無線LANはIEEE802.11ac/a/b/g/nでWiFi6axには対応していません。

Amazon独自モデルは5000円安い代わりにストレージが64GBとなっています。

全体的にタブレットPCとしての必要な機能は網羅されていてとてもコスパが良いモデルとなっています。

製品比較

Microsoft Surface GO 2と Lenovo IdeaPad duetは2in1パソコンでタブレットとしても利用可能という点などとてもよく似た製品です。

約1ヶ月ほど両製品を利用してきて感じたことや気づいたことなどをまとめてみます。

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機能

機能面ではSurface Go2のほうが一歩リードしていると思います。

WindowsOSのパソコンなのでWindowsPCでできることはほぼすべて可能です。(モバイルPCなので性能面での制約はありますが。。。)

一方で IdeaPad duet は Chromebook なのでできることにはいくらか制約があります。

Chrome OS は Chrome ブラウザを活用することをメインに開発されているので、ブラウザ上でできることは全てできます。

逆を言うと Chrome ブラウザ上でできないことは実施することができません。

具体的にはWindows PC のように Web 上にある好きなアプリをインストールするというようなことができません。

IdeaPad duet は物理キーボードを取り外してタブレットとして利用することできるので、 Androidタブレットとしての運用も可能です。

最近は Android のアプリをインストールして用いることもできるようになりましたが対応してないアプリもあるためご注意ください。

アプリ自体は起動しますが縦横幅が最適化されていないといったアプリも数多くある印象を受けました。

また、搭載されている CPUやメモリは低スペックな場合が多いため、3D のゲームをプレイすることは難しいと思います。

機能面では Surface GO 2の方が一歩リードといった感じです。

動作

次に動作についてです。

Surface Go2 と比べ、IdeaPad duet は全体的に動作が軽いです。

Chrome ブラウザ上での動作に特化した Chrome OS による恩恵だと思います。

Surface GO2は画面スクロール時などにもたつく感じがあり、 IdeaPad duet と比較すると全体的に動作が重いような気がします。

ここら辺は OS の違いによるものなのかなという感じがしています。

起動については両者とも非常に早いと思います。

電源ボタンを押してから使用できるようになるまで5秒から10秒程度しかかかりません。

Surface go2 に関しては 一般的なWindows のデスクトップ PC よりも起動が早いと思いました。

両者の大きな違いはタブレットモードでのジェスチャー機能だと思います。

Surface Go2はパソコンをベースにしているからか、タブレットとしての使い勝手はいまいちです。

具体的にはジェスチャー機能が直感的でなく、iPad やAndroid などのジェスチャーと操作方法が異なります。

例えば上下左右からのスワイプなどは、最新の iPad や Android の操作方法と異なり、 Windows 独自の操作方法となっています。

この操作方法はカスタマイズできないため、 iPad や Android スマホを持っている方にとっては非常に使いにくいと思います。

またパソコンとしての利用に最適化されているためタッチ操作がしにくい場面も多いです。

タブレットとしての使いやすさを比較すると IdeaPad duet の方に軍配が上がります。

認証

Surface GO 2の優れている点としては Windows Hello の顔認証機能を有しているところです。

IdeaPad duet はロック機能をオンにすることでセキュリティ面の強化が可能ですが、顔認証や指紋認証などの機能は有しておらず、起動後のロック解除に多少手間がかかります。

一方で Surface go2 には顔認証機能があるので起動後即座にロック解除をすることが可能です。

サイズ

全体的な大きさは、画面サイズともにSurface GO 2の方が一回り大きいです。

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画面サイズはSurface GO 2は10.5インチ、IdeaPad duet は10.1インチですが、両方ともベゼルがやや太いため若干古臭い印象を受けます。

また、 Surface GO 2は3対2、IdeaPad duet は16対10というやや特殊な比率のため、アプリケーションソフトによっては最適化されていないものもあります。

下の画像を見ていただいたらわかるかもしれませんが、IdeaPad Duetの方がキーボードのキーが少しだけ大きい代わりに右側の方のキーが小さくなっています。

どちらにしても10インチPCのキーボードは打ちにくいことには変わらないと思いますが、タイピングのしやすさに影響があると思いますのでご注意ください。

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解像度

画面の解像度は IdeaPad duet は1,920×1,200でSurface Go2は1,920×1,280です。

外部モニターを利用することもできますが、IdeaPad duet は外部モニター接続時は解像度が1,280×720 まで落ちてしまいます。

対してSurface Go2は3,440×1,440のウルトラワイドモニターへの出力も可能です。

画面解像度や外部モニター利用という観点では Surface go to の方が優れていると思います。

とはいえ、画面サイズが小さいのであまり解像度小さくすると見にくくなると思いますし、あまりグラフィック性能は高くないため長時間使用すると発熱し本体がとても熱くなります。

個人的には外部ディスプレイの接続はあまりお勧めしません。

重量

IdeaPad duet は背面のキックスタンドを取り外すことができます。

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一方、Surface GO 2はキックスタンドが一体型となっており取り外すことができません。

その分、 Surface GO 2の重量は IdeaPad duet よりも重く約545 G となっています。

タブレット単体として取り扱う場合は iPad などと比べ約100 G 程度重くなります。

IdeaPad duet は単体だと約450 G で iPad などのタブレットと同じくらいの重さです。

一方でフル装備にした場合はSurface Go2が約800G、IdeaPad duetは約920Gなので、単体の軽さをとるか、持ち運び時の軽さをとるか、悩ましいところです。

いずれにしても両者ともコンパクトPC、タブレットとしてはそれなりに軽い部類に入ると思います。

音に関してはどちらの製品もそれなりといった感じです。

IdeaPad duet には上部に二つのスピーカーがあります。

対して Surface go to は左右に一つずつスピーカーがあります。

迫力のある音響を楽しみたいならヘッドホンやイヤホンの利用をお勧めします。

IdeaPad duet にはイヤホンジャックは搭載されていないので、ヘッドホンやイヤホンを使用したい場合には Bluetooth 接続のものを使う必要があります。

Chromebook でゲームをする人はあまりいないと思いますが Bluetooth 接続のイヤホンを利用する場合は注意をしてください。

端子

Surface go2には、microSD カード、 USB Type C、 イヤホンジャック、 simカード、充電端子など多くの端子が搭載されています。

一方で、IdeaPad Duetの外部入力端子は usb Type C のみです。

両者ともHDMIやDisplayPort などの端子を有していないので、複数の入出力を同時に用いたい場合は別途ハブを購入する必要があります。

端子の豊富さでは Surface go2 の方が優れています。

モバイル性

Surface Go2の最上位モデルはLTE対応となっています。

物理SIMとeSIMがそれぞれ1つずつ搭載されており、別途契約することによりWiFi環境でない場合でもインターネット接続が可能です。

対してIdeapad duetにはSIM搭載モデルがないためWiFi環境でなければ利用できる機能に大きな制限がかかります。

モバイル性の観点ではSurface Go2(LTEモデル)に軍配が上がります。

バッテリー

充電に関しては Surface GO 2の方が優れており急速充電に対応しています。

専用の充電端子または USB C ポートより充電することができます。

一方、IdeaPad duet も USB Type Cを搭載していて急速充電に対応しているようですが気持ち遅いような。。。

YouTube での動画視聴であればバッテリーの持ちは同程度のように感じましたが、Surface Go2のLTEモデルに関してはネットワーク通信をするとバッテリー残量の減りが急激に早くなったような気がしました。

結局は利用の仕方によるところが大きいような気がしました。

とはいえ一般的にクロームブックの方が使用用途が限られるため、バッテリーの持ちは長くなるのではないかと思われます。

比較結果

各項目の比較結果を私の主観でまとめてみました。

〇が優れている点です。

全体的にはMicrosoft Surface go2 の方が性能が高いですが価格も高く、IdeaPad duet は安価ですができることが限られる感じです。

パソコンとしての利用が主でインプット多めであればMicrosoft Surface go2タブレットとしての利用が主でアウトプット多めであればIdeaPad duet Chromebookをおすすめします!

購入する際の参考にしていただければ幸いです。

項目 Surface Go2 IdeaPad Duet
値段
機能
動作
認証
サイズ
解像度
重量 〇(フルセット) 〇(単体)
端子
モバイル性 〇(LTEモデル)
バッテリー

さいごに

本日は Microsoft Surface GO 2と Lenovo IdeaPad duet の比較をしてみました。

実際に約1ヶ月ほどこの両製品を用いてきて感じたことや気づいたことなどをまとめてみました。

Microsoft Surface go2 は Windows OS 、IdeaPad duet は Chrome OS を搭載しているという違いはありますが、2in1パソコンでタブレットとしても利用可能という点など、とてもよく似た製品だと思います。

全体的にはMicrosoft Surface go2 の方が性能が高く、できることの幅も広いと思いましたが、ブラウジング、メール、動画視聴などの比較的ライトな用途であれば非常に安価で手に入る端末としてIdeaPad duet Chromebookを選択してもいいのではないかと感じました。

実際、この端末を入手してからはタブレット用途であればほぼこれ一台で事足りています。多くの人にお勧めで切る端末だと思います。

パソコンとしての利用が主でインプット多めであればMicrosoft Surface go2タブレットとしての利用が主でアウトプット多めであればIdeaPad duet Chromebookをおすすめします!