はじめに
みなさんこんにちは!
Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。
今日もM1 Macbook Proの記事を書いていこうと思います。
今日の話題はTouchBarです。
2、3年前のMacbook Proから搭載されるようになってきて、今では全てのMacbook Proに搭載されている機能です。
キーボードの数字キーの上に配置されているタッチパネルで、アプリごとに最適な機能を自動的に表示してくれます。
ただ、多くの記事でTouchBarは必要ない、使えないという意見をよく目にします。
本当に使えないのでしょうか?
私も1週間ほど新型M1 Macbook Proを利用してきて、確かにデフォルト設定ではあまり使い勝手が良くない気がしました。
使う機能といえば音量調節や輝度調節、再生や次に進むなど、結局Control Stripに表示される機能しか使わないので、キーボードの設定からControl Stripを選択してしまうという状況でした。
本日はそんなTouch Barを有効活用するために必要な設定と、設定後の使い勝手について書いていきたいと思います。
M1 Macに関する過去記事
TouchBar
タッチバーはMacbook Proに搭載されているタッチパネル型の入力装置で、従来ファンクションバーにあったところに配置されています。
アプリごとに表示される内容が異なり、その時々で必要なボタンやジェスチャーが使えるように自動的に切り替わります。
例えば、ブラウザのSafariなら、タッチバーを操作することで、タブの新規作成や切り替え、アドレスバーへの移動、ページを進む戻るなどの操作を、タッチバー上から行うことができるようになります。
これだけ聞くと素晴らしい機能のように思いますが、実際はあまり使わない、と言う声が非常に多いのが残念なところです。
理由としてはわざわざタッチバーに視線を落とすよりもディスプレイ上で操作した方が早いこと、物理的なフィードバックがないためボタンを押下されたのかがわかりにくく、ブラインドタッチができる人にとってはとても操作がしにくいこと、タッチバーが使いやすいかどうかはアプリ製作者次第でかなり当たり外れがあること、一般的に利用する機能はControl Stripやファンクションキーで網羅されてしまっていることなどが挙がると思います。
要はタッチバーはなくてもどうにかなる、ってことなんですよね。
特にタッチバーのデフォルト設定(Appコントロールの場合)は、画面に表示されているのはSiri、ミュート、音量変更、輝度変更しかなく、お世辞にも使い勝手が良いとはいえません。
きっと多くの方が使ってみてがっかりしたのではないかと思います。
しかーーし!
次にご紹介するBetterTouchToolsと言うアプリと一緒に使うことによって、このタッチバーに多くの機能や情報が追加されて、利便性を劇的に高めることができるのですっ!
BetterTouchTools
こちらも非常に有名なMacアプリですよね。
主にタッチパッドに多くの機能を割り当てることができるカスタマイズ用のアプリです。
無料版もありますが制限があるので、そんなに高くないのでこのアプリは是非とも入手しておくことをおすすめします。
これのありなしでMacの使いやすさが劇的に変わること間違いなしです。
主にマウスやタッチパッドのカスタマイズに使われるツールですが、なんとタッチバーの設定も行うことができます。
タッチバーのジェスチャー操作やボタンの追加、ボタンの表示変更やタッチ時の操作などを自由に設定することができるのです。
このツールを使うことで、Macbook Proを使っている人が本当に必要な機能だけをタッチバーに追加設定することができるようになるのです!
設定例と使い勝手
それでは設定例をご紹介いたします。
私の場合は、左からドック、日付と時刻、天気と気温、バッテリー、前に戻る、再生中の表示、次へ進む、ミュートを表示しています。
また、2本指で音量変更、3本指で輝度変更を割り当てています。
このような設定にすることで、アプリを切り替えたいときは、キーボードでCommand+TabやトラックパッドでMission Contolだけでなく、タッチバーでアプリをタップしても行うことができるようになります。
Dock表示には実行中のアプリだけを表示するように設定することで、実行中のアプリを簡単に切り替えすることができるようになります。
また、日付や時刻、天気や気温、バッテリーと残り起動時間、再生している動画や曲のタイトルとアーティストを一眼で確認することができるようになります。
バッテリー表示は充電中は∞と表示されるようです。
画面上に表示しにくい有用な情報を手元でいつでも確認できるのはとても便利です♪
使うことが多いミュートや前の曲に戻る、次の曲に進むもここに設定しています。
音量や輝度を変えたいときは、2本指、3本指で左右にスワイプするだけで行うことができるようになります。
今まで感じていたような、音量変更に必要な動作が物理キーの時よりも1回多い、といったような不満もなくなります。
これらの設定を行う前までは、結局Control Stripやファンクションキーしか使わないんだから物理的なキーがついているMacbook airでいいよね、Proと言うけどTouchBarは特に必要ないかな、と思っていましたが、この設定を行なってからは考えが変わりました。
今はこの設定がないと不便に感じるようになっています。
結局はタッチバーが使いやすいかどうかは、使う人が自分の使いやすいようにカスタマイズを行なっているかどうか次第だと思いました。
是非自分が使いやすいように自由にカスタマイズをして、デフォルトのControl Stripやファンクションキーを超えるような設定を作り出してみてください!
ちなみに、SafariのようにアプリごとにTouchBarのカスタマイズができるものもあります。
ちょっと面倒くさいですがAppコントロールのカスタマイズも使いやすいMacbookを作り上げるためには必要なのだと思います。
さいごに
本日はMacbook Proに搭載されているTouchBarを自由にカスタマイズする方法をご紹介しました。
TouchBarは結局Control Stripやファンクションキーを表示しているから物理キーを搭載しているMacbook Airでいい、という意見をよく耳にしますが、ちょっと待ってください。
そのTouchBar、本当に自分が使いやすいようにカスタマイズをしていますか?
デフォルト設定だと本当に使いにくく、物理キーでいいや、となってしまいがちですが、ユーザーが自由にカスタマイズできるという強みがあるのです。
自分が使いやすいように作り込みを行なったTouchBarは無敵です!
通常の物理キーでは実現できないような、有用な情報の表示や、ジェスチャーでの操作を実現することができるのです。
ぜひ一度、自分の使いやすいようにTouchBarをカスタマイズしてみてください。
きっとTouchBarに対する目が大きく変わること間違いなしです!
TouchBarなし版Macbook Proが欲しいと言う人も多いですが、逆にTouchBarあり版のMacbook Airも用意してくれたらいいのに!