はじめに
みなさんこんにちは!
Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。
本日はHomepod miniのお話をしてみたいと思います。
Apple Storeではすでに4〜5週間待ちとなっている本製品ですが、ふらっと入った家電量販店に在庫があったので思わず衝動買いしてしまいました。
正直あまり期待はしていなかったのですが、使ってみて意外と使い勝手がいいなと思いました。
おそらくApple製品を色々使っていて各種データのiCloud連携をしているからなのだと思います。
リマインダー、カレンダー、メモ、ミュージックなどのアプリをSiri経由で利用することがこんなに便利だったのかと今更ですが気づきました。
そんなHomepod miniですが、一体どんな人におすすめなのでしょうか。
Homepod miniはどんなApple製品とでも素晴らしい連携をすることができるのでしょうか。
本日はHomepod miniを使ってみた感想、Apple製品との連携などについて書いていきたいと思います!
Homepod mini
iPhone12とほぼ同時に発売されたApple製のスマートスピーカーです。
程よい大きさ、程よい重さ、程よい音質、程よい価格(¥10,800)の2年ほど前に発売されたHomepodの廉価版と言える製品です。
Homepodは値段3万円オーバーでかなり敷居が高い製品でしたが、Homepod miniはかなり手頃な値段の入手しやすい製品となりました。
廉価版といっても空間認識機能とApple TV 4Kへの対応以外はHomepodとほぼ同等です。
いくつかの観点でHomepod miniを使ってみた感想を書いていきたいと思います。
音質
まずApple製品を利用されている方であればきっと気にすると思われる音質についてです。
音質はかなり良いと思います。
GoogleやAmazonのスマートスピーカーもいくつか所持しているのですが、それらと比べても音質はかなり良いと感じました。
低音量から高音量、低音域から高音域まで非常にバランス良く音を出力してくれます。
ちなみに屋内で利用する場合は50%でも十分な音量だと思います。
サイズから考えると驚きの音だと思います。
とはいえ、期待しすぎると肩透かしを喰らうかもしれません。
多くのYoutuberが音質の素晴らしさを語っていますが、所詮単体ではシングルスピーカーです。
BoseやJBLやSonyなどの1万円クラスのステレオスピーカーと比べると、それらを超えているとは言い難いと思いました。
私の評価は、「Siri機能を有するお値段相応のシングルスピーカー」といった感じです!
音楽鑑賞
Homepod miniの上をポンと1回タップするだけで音楽再生が開始されます。
気軽に音楽鑑賞をすることができるので机の上に置いているだけで音楽を聞く機会が増えると思います。
ただし、Homepod miniを使うのであればApple Musicの利用は必須だと思います。
あとで紹介するiPhoneとの再生中の曲の受け渡しなどの機能はApple musicしか使えません。
SpotifyやGoogle Music、Amazon Musicも対応する予定らしいのですが、いつになるかは不明です。
一応AirPlay経由で再生することはできますが、いちいち設定するのは面倒ですからね。
上で書いたように1台だと音質はそれなりです。
音楽鑑賞をメインの用途とするのであれば2台でステレオペアリングが必須でしょうね。
となるとお値段は2万円超え。。。うーん、スピーカーとして考えるとちょっと割高感を感じます。
Apple製品をたくさん使っていて、Siriを駆使している、音楽鑑賞にもこだわる方向けなのでしょうね。
音声認識
他のスマートスピーカーよりも音声認識の感度は高いと思います。
えーっと、感度だけですよ?
感度は高いのですが、認識精度はそこそこといった感じです。
おそらくSiriの性能に依存しているためだと思うのですが、こちらの意図しない感じに認識されることもそれなりにありました。
マイクは素晴らしいにもかかわらず、Siriに足を引っ張られている印象です。
まぁ、少しおバカな感じがSiriの魅力でもあるんですけどね。(え、違う?)
普段からSiriを活用されている方は、家ではこのHomepod miniをメインのSiri端末にすると、認識感度が劇的に向上するので幸せになれると思います。
ハンドオフ機能
iPhone12とHomepod miniを近づけると、再生している曲を受け渡しすることができます。
受け渡しにかかる時間としては約1秒ほど。
あまりストレスなく、再生中の曲の受け渡しをすることができました。
どうやらHandoff(ハンドオフ)機能というようです。
もしうまく受け渡しができない場合は設定からオフにしていないか確認してみましょう。
▼設定AirPlayとHandoffを選択
▼Homepodに転送をオンにしていればOKです。
U1チップを内蔵した製品ならいけると思うので、おそらくiPhone11でも本機能を利用できるのではないかと思います。
とても便利な機能なので、これらの製品を持っている方はぜひお試しあれ!
Apple製品との連携
基本的にはApple製品(iPhone、iPad、Mac)との連携はとてもスムーズでさすがAppleと思いました。
問題は2台以上のHomepod miniを利用する場合はです。
Homepod miniがステレオペアリングをされている場合、iPhoneやiPadとであれば特に問題なく連携をすることができます。
コントロールセンターから出力先をHomepod miniに設定することで利用が可能です。
問題はMacとの連携です。
Homepod miniを2台用意してステレオペアリングされていても、それぞれ別のスピーカーとして認識されてしまい、ステレオスピーカーとして利用することができません。
MIDI設定を利用する裏技もあるようですが、設定も面倒で、常時利用するには問題がありそうです。
まぁ、シングルスピーカーとしての利用で音質などを許容できるのであれば使えなくはないと思います。
Macbook Airのスリープ状態からの復帰でも、自動的にHomepod miniが選択されて音声が鳴りますし、普段使いであれば特に問題ないと思います。
とはいえ、Homepod miniはBluetoothスピーカーではありません。
接続方法がAirPlay2なのでどうしても若干の遅延が発生します。
ここで言う遅延とは映像と音声のずれではなく、音声を再生開始してから実際に再生されるまでの遅れのことです。
例えば、Youtubeは音声遅延がないように予め読み込んでから再生されるようです。
2〜3秒ほど待たされることになるので、人によっては気になるかもしれません。
と言うことで、Macのスピーカーとしての利用を考えられていた方も多いと思うのですが、音質も劇的によくなるわけではなくモノラル、AirPlayという接続方法の性質上遅延が発生するため、積極的にお勧めはできません。
特に音質にこだわる人は素直に他のBluetoothスピーカーを利用した方がいいかなと思いました。
どんな人におすすめ?
Homepodの用途は大きく、「音楽視聴と音声認識」の2パターンに分かれると思います。
これら2つの用途で利用する人にはおすすめできますが、そうではない人にはおすすめできないということになります。
こんな人におすすめです。
・Apple製品を利用している人
・Apple Musicを利用している人
・Siriを活用している人
・リマインダー、カレンダー、メモ、ミュージックなどApple純正アプリを活用している人
・スマートスピーカーを持っていない人
・音質にこだわらない人
・コスパを重視しない人
逆にこんな人にはお勧めできません。
・Apple製品を持っていない人
・Apple Musicを利用していない人
・Siriを活用していない人
・リマインダー、カレンダー、メモ、ミュージックなどApple純正アプリを活用していない人
・すでにGoogle HomeやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーを活用している人
・音質にこだわる人
・コスパ重視の人
さいごに
本日はHomepod miniを使ってみた感想、Apple製品との連携などについて書いてみました。
全体的には非常に完成度の高い音質の良いスマートスピーカーだと思いました。
Homepodと比較するとかなりコスパが良くなり、多くの方におすすめできるスピーカーになったと思います。
Apple製品を多く利用されていて、Siriを活用して各種アプリを操作している方、Apple Musicで楽曲を聴いている方には特におすすめできると思いました。
一方で、Homepod miniで利用できる音楽サービスはApple Musicだけなので、このサービスを利用していない方や、Siriを活用していない方にはいまいちお勧めしづらい製品だと思いました。
また、Bluetoothスピーカーではないため、AirPlayに対応していないと外部スピーカーとして利用することすらできません。
ここら辺よく理解した上で、用途にあっているかをよくよく考えて、購入するかどうかの判断をされた方がいいと思いました。
参考になれば幸いです!