はじめに
みなさんこんばんは!!
Apple製品やガジェット、ゲーム好きのななしです。
今日は昨年の10月ごろに記事を書いた超小型Felica搭載スマホ「Jelly 2」の続報を書いてみたいと思います。
Jelly2はUnihertz社が製造しているスマホ「Jelly」の後継機として発表がされた製品です。
特徴としてはその小ささと軽さ、Felica搭載という部分ではないでしょうか。
小型スマホというと1円ばらまきセールが行われたRakuten miniが記憶に新しいと思いますが、Rakuten miniの弱点部分を補った非常に魅力的な製品となっています。
海外のクラウドファンディングサイトのKickstarterや日本のクラウドファンディングサイトのCAMPFIREで資金が集められて、海外では昨年の12月ごろに手元に届いた人も多かったようです。
しかしながら、このJelly2はまだ日本の誰にも届いていないようです。
どうやら通関トラブルで香港に返送になったとか。
本日はこの「Jelly 2」のその後と思ったことについて書いていきます!
Jelly 2
Jelly2は2020年6月に発表された中国ユニハーツ(Unihertz)社の超小型スマートフォンです。
特徴はなんといってもその小ささと軽さ、あとは日本向けの場合はFelicaが搭載されるという部分ではないでしょうか。
大きさはRakuten miniよりも多少大きい程度、Rakuten miniよりは多少重いですが、iPhone12 miniよりも軽く、小型スマホではかなりの存在感を示す製品になりそうです。
スペック
それでは注目のスペックをまとめてみたいと思います。
項目 | 説明 |
---|---|
CPU | Helio P60 オクタコア 2.0GHz |
ディスプレイ | 3インチ(854x480) |
サイズ | 49.4 x 95 x 16.5mm |
重さ | 110g |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDカード |
バッテリー容量 | 2,000mAh |
OS | Android 10 |
生体認証 | 指紋認証 |
アウトカメラ | 1600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
SIM | nanoSIMx2(デュアルSIMデュアルスタンバイ) |
端子 | USB Type-C |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
FeliCa | ○ |
ヘッドホンジャック | ○ |
旧Jellyと比較すると画面サイズ、解像度ともに大きく改善されています。
ディスプレイは3インチでRakuten miniは3.6インチよりも小さく、操作性が大丈夫なのかどうか気になるところ。
解像度があまり高くはないので、まぁ、ぎりぎり大丈夫かな?
重さは110グラムでRakuten miniの79グラムよりも重いです。iPhone SE第1世代(113グラム)と同程度でしょうか。iPhone12 mini(133グラム)、iPhone SE第2世代(148グラム)、Pixel4a(143グラム)などよりは少し軽い感じですね。
なんといっても注目はバッテリー容量2,000mAhという部分です!
これまで発売されてきた小型スマホはすべてバッテリー持ちが悪いといわれ続けてきましたが、このJelly2には2000mAhという十分なバッテリーが積まれるため、これまでのようなバッテリー問題に悩まなくて済みそうです。
個人的にはこの部分が一番うれしかったです!
多少重くなってもバッテリー問題が解消されるのであれば大歓迎ですから!
FeliCa対応なのも好印象です。
約2000円プラスにはなるのですが日本向けの機体のみ搭載されるようです。
あとはAndroid10対応なのもうれしいですよね。
ダークモードやジェスチャー操作を利用することができます。
SIMスロットはnanoSIMを2つ搭載するようなので使いやすそうです。
Rakuten miniはeSIMのみの対応だったので少しだけ使い勝手が悪かったんですよね。。。
デュアルシステムデュアルスタンバイ(DSDS)対応なので、電話SIMとデータSIMを分けるといった運用も可能です。
SIMスロットと二者択一にはなるのですが、拡張SDカードスロットとしても使えるので、容量に心配があるときにも安心です!
防塵防水対応かどうかは現時点では不明ですが、もし非対応であったとしても、使い方を注意すればいいだけかなと思っています。
小型スマホ全般的に言えることですが小さいので落としやすく、なくしやすいのが難点になりそうな予感。。。
特に大きな欠点も見当たらない感じで、小型スマホを求めている人にとっては、大注目の1台になりそうな予感です!
クラウドファンディング支援状況
こちらの製品は日本のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に登録されていて、21,999円から支援をすることができました。
https://camp-fire.jp/projects/view/319223
すでに600名以上、1300万円ほどの支援を集めており、本製品の注目度の高さがうかがえます。
私が支援をしたのは早期割引時で1,000円引きで支援をすることができました。
活動進捗
2020/9/27にJelly2の認証状況に関する活動報告がありました。
どうやらCE/FCC/JATE/TELECの認証が完了したようです。
FeliCaの認証も10月に行われたようです。
その後、2020/11/23に商品が発送された旨の連絡がありました。
これで12月には手元にJelly2が届くと首を長くして待っていました。
ここまでは良かったんですけどね。
直近の状況
その後、12/23に追加報告があり、年末に通関トラブルが発生したため香港に返送されたとのこと。
発送から1ヶ月間、この状況になるまで何も手をうたたなかったのでしょうか?
通常、1ヶ月間も通関できないって状況はそうそうありません。
この間出資者に状況の報告もなく、手元に届ける予定だった12月末の期限ギリギリになってトラブルの報告。
しかも、この報告はTwitterでつぶやいただけなのです。
Twitterでツイートしただけというところがいまいちで全く誠意を感じられません。
12/23のツイートを最後に今後の予定などに関する情報も全くなく現在に至る、といった感じです。
CAMPFIRE上でも何の連絡もありません。
良い製品を発売していたので好きなメーカーだったのですが、今回の対応にはちょっとがっかりです。
うーん、次回以降はちょっと購入するかわからなくなりました。
2021/1/12追記
ようやく活動報告が投稿されました!
1月中に来ない可能性もある、ということかな。。。?
2021/2/14追記
CAMPFIRE版もようやく手元に届きました!
さいごに
今日は超小型Felica搭載スマホ「Jelly 2」のその後について書いてみました。
製品のスペック自体は非常に素晴らしく、小型スマホとしては唯一無二の存在になれる可能性を持っています。
しかし、昨年12月末に入手できるはずだったのですが、通関トラブルで日本ではまだ一人も商品を受け取っていないようです。
どうしようもない事情があったのかもしれませんが、私が気になったのはその対応です。
出資者に対し連絡はなく、ツイッターでツイートしただけなのです。
確かにクラウドファンディングは投資なので、商品が手に入らない可能性があるのはわかっていますが、うーん、企業の姿勢としてちょっとなぁ、と思いました。
製品自体はそのうち届くと思うので、それが届き次第レビューをしていこうと思います。