ななぶろ

-気に入ったものをなんとなく紹介するブログ-

MacでJupiter Notebookをターミナルから実行できない。環境変数の登録方法、パスの通し方。

f:id:NoName1109:20210425141634p:plain

はじめに

みなさんこんにちは!

Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。

今回はPythonをMacで使う方法についてのお話です。

Pythonの開発環境は色々なものがありますが、データサイエンス・科学技術計算分野ではAnacondaと呼ばれるプラットフォームが使われることが多いです。

このAnaconda を利用する際にたまに正常にインストールされない場合があります。

具体的には環境変数のパスが正常に登録されないケースです。(原因は不明です)

今回はこの問題に対して.bash_profileを作成して、パスを登録する方法を備忘録的に書いておこうと思います。

Anacondaインストール

こちらのサイトからMacOS用のファイルをダウンロードしてインストールします。

インストールはガイダンスに沿って進めていくだけで難しくないのでここでは省略します。

https://www.anaconda.com/products/individual/

f:id:NoName1109:20210425142819p:plain

エラーメッセージ

通常であればAnacondaをインストールした際に、環境変数も自動的に登録されるはずなのですが、たまに登録されない時があります。

その場合、ターミナルからJupyter Notebookの起動などのコマンドラインを用いた操作ができなくなります。

パスが通っていない場合に表示されるエラーメッセージが「command not found: XXXXX」です。

このメッセージが出た場合は.bash_profileもしくは.zsh_profileなどに環境変数としてパスを登録しておかなければなりません。

やり方をいかに記していきます。

対策

ターミナルを起動して

$ ls -a

を実行します。

ディレクトリ内に.bash_profileがあるかどうかを確認してください。

この問題が発生している人はおそらく.bash_profileがないと思うため

$ touch ~/.bash_profile

でファイルを作成します。

次に

$ vi .bash_profile

でファイルの編集を行います。

記載する内容は以下の通りです。

export PATH=/Users/XXXXX/opt/anaconda3/bin:$PATH

環境によって多少変化すると思うのでご自身の環境に合わせてパスを修正してください。

ちなみにXXXXXはユーザー名(フォルダ名)です。

入力後はESCを押して

:wq

で保存してくださいね。

あとは、ターミナルを再起動すればOKです。

無事Jupyter Notebookをターミナルから起動できる様になっているはずです。

$ Jupyter Notebook

さいごに

今回はターミナルからJupyter Notebookを起動できない問題に対して、.bash_profileを作成して、パスを登録する方法を備忘録的に書いてみました。

設定自体はそんなに難しくないので困っている方は参考にしてみてください!