はじめに
みなさんこんにちは!
Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。
以前NAS導入の記事を書いたSynologyのNAS DiskNavigationが急に不安定になった話について書いていこうと思います。
我が家ではパソコンやタブレットを両方使用しているので、様々なデータをNASに保管して、いつでも好きな時に好きな端末からアクセスできるようにしています。
Google driveなどのクラウドサービスも検討したのですが、意外と月々の支払いが高く、リスクは高くなりますがコスパがいいローカルNASを選択することにしたのです。
導入後約1年間利用していますが非常に快適に利用できています。導入に関しては是非以下の記事をご覧ください。
そんなSynologyのNASですが今年に入ってから急に調子が悪くなりました。
共有フォルダに接続してもすぐに切断されたり、AssisstantやQuick Connectから接続してもすぐに接続できなくなってしまうのです。
数週間悩まされましたがようやく解決したので、
本日はなぜそんなことが起きたのか、対策はどうすればよいのかを書いてみたいと思います。
導入手順
改めてSynologyのDiskStationの導入方法を簡単にご説明します。
まず、最初にHDDまたはSSDをSynologyのDiskStationにセットします。
製品ごとに少しずつ異なりますが、ここはそんなに迷わないと思います。
箱を開いて、HDD/SSDをコネクタに接続します。
その後、必要に応じてねじで止めます。
これで準備完了です。
DiskStationを電源とルーターに接続し、本体の電源ボタンを押します。
2~3分待ったのちに、こちらのサイトにアクセスしてネットワーク上にNASがあるかどうかの確認をします。
Synology Assisstantをダウンロードしてインストールします。
▼こんな感じにNASを自動検出してくれます。
▼サーバーをダブルクリックするとウェブアシスタントが起動するので設定を押します。
▼今すぐインストールを押下します。
▼ハードディスクの中身は削除されるという説明があるのでチェックを入れて進めます。
▼DiskStation Managerのインストールが行われるのでしばらく待ちます。3分程度です。
▼インストールが完了したらNASが再起動します。表示は10分となっていますが3分ほどで終わります。
▼管理者アカウントの作成を行います。好きなように入力してください。
▼QuickConnectの設定を求められますが、不要な場合はスキップでもいいと思います。設定するとインターネット経由でのアクセスが簡単にできるようになります。各種確認が求められるのでOKを押していきます。
▼Synology推奨パッケージのインストールを求められますので必要に応じてインストールしてください。次へを押して進めていきます。不要な場合はスキップです。
▼これで設定は完了です。
▼インストールしたSynology Assisstantを起動してサーバーをクリックするとブラウザ上にNASの状態が表示されます。
利用方法
Windowsの場合はエクスプローラーのネットワークから接続先のNASを選択します。
ドライブへの割り当てをしてもOKです。
コントロールパネル、ネットワークと共有センターで共有の詳細設定を変更、ネットワーク探索をオンにすることを忘れないようにしましょう!
Macの場合はFinder、移動、サーバーに接続を選択します。
サーバーへ接続画面でIPアドレスを入力します。
よく使うサーバーは登録しておくこともできます。
サーバー構築時に登録したアカウントIDとパスワードを入力して完了です。
あとはFinderのサイドバーに表示されるようになるので自由に使ってください。
発生した現象と対策
実は今年に入ってからNASの調子が急に悪くなりました。
WindowsPCやMacから共有フォルダに接続してもすぐに切断されて再接続できなくなったのです。
何らかの設定の問題かと思い、Synology AssisstantやQuick Connectから接続して設定を変更しようとしても、すぐに接続が解除されて接続できなくなってしまうのです。
ネットワーク(ルーター)の問題かと考えたこともありましたが、ほかの機器には特段問題は発生していません。
実は原因はIPアドレスの競合でした。
我が家のNASは特定の固定IPアドレスを利用していたのですが、ルーターで自動的に割り振られるIPアドレスと競合してしまい、接続が不安定となっていたのです。
ルーター上でIPアドレスを割り振っている機器のMACアドレスを確認できるのですが、NASのMACアドレスとは違うMACアドレスが表示されています。
いやー、こんなこともあるんですね。。。。
原因がわかれば対策は簡単です。
Synologyの設定から割り当てるIPアドレスを変更するだけです。
とりあえず、XX.XX.XX.99にしとけば大丈夫でしょう。
ということで設定変更で無事解決です。
その後は特に問題は発生せずに快適に利用できています。
もし同じような問題が発生している人がいたら参考にしてもらえれば幸いです。
さいごに
本日はSynology DiskStation NAS に接続してもすぐに切断される現象について原因と対策を書いてみました。
使っているルーターによっては、NASに割り振っているIPアドレスと同じIPアドレスをほかの機器に割り振ってしまって、IPアドレスの競合により接続が不安定になるという現象が発生するようです。
もし同じような現象に悩まされている方がいたら一度確認してもいいかもしれません。
ちなみにNASの構築を悩んでいる方がいたら、下の機種は導入が比較的簡単で、初心者向けだと思うのでおすすめです!