
はじめに
皆さんこんばんは!
楽天回線を利用されているでしょうか?
2020年4月に開始された楽天が提供している国内第4の電話回線となります。
月額2980円で通話は無料、通信は無制限で利用できますが、現在は導入記念ということで先着300万人限定で1年間無料で利用できます。
解約料なしでいつでも解約できるようなので、とりあえずお試しで登録しておくのもありかもしれませんね。
この楽天回線で無料通話を利用するためにはRakuten Linkというアプリが必要で、このアプリ上で電話を行うことになります。
Rakuten Linkを起動するとログインとSMSによる認証が行われるのですが、認証をするのは必ずしもSIMカードが入ったスマホでなくても構いません。
スマホAに楽天SIMを入れて、スマホBでRakuten Link利用ということができてしまいます。
ここまでは様々なウェブサイトで紹介されていたので知っていましたが、eSIMでも問題なくいけるのか?という疑問を持ちました。
たまたまIIJのeSIM(ゼロプラン)を所有していたので、Rakuten Linkを利用できるのか確認してみることにしました。
本日はRakuten miniにIIJmioのeSIMを入れてRakuten Linkを使うという非常にややこしい構成で、Rakuten Linkは動作するかどうかを確認してみたのでご紹介したいと思います。
楽天UNLIMIT
楽天アンリミットは2020年4月8日から開始された第4のMNOとなる楽天モバイルが提供しているデータ通信プランです。
プランの内容は国内通話使い放題、ギガ使い放題、月額2980円というものでこれ以外のプランはありません。
データ通信は楽天エリア内のみ(徐々にエリアは広がっているもののまだまだという印象)、通話やSMSはRaluten Linkというアプリを用いた場合のみ無料となる、という制約はありますが、契約から1年間月額2980円が無料となり、さらに契約解除はいつでも無料ということなので、とりあえずお試しで利用してみて使えるかどうか判断するというのもありがとおもいます。
このプランとの抱き合わせで端末がとても安く手に入るキャンペーンも行われているのでそれを利用するのもいいと思います。
少し前までRakuten miniの1円キャンペーンが実施されていたことは記憶に新しいですが、どうやら再びRakuten miniの安売り(大幅ポイント還元)が再開されたようですね!
9月11日からポイント還元対象となって実質0円で手に入るみたいです。
わたしも今買えばよかった(T T)
還元される楽天ポイントは有効期限つきなので、使うのを忘れたまま失効してしまうことがないように気を付けてくださいね。
検証環境
今回はRakuten miniにIIJmioのeSIMを入れてRakuten Linkを使うという非常にややこしい構成で動作を試してみました。
eSIMはIIJmioのゼロプランなので電話機能は持っていません。データのみプランのeSIMです。
普通に楽天モバイル回線のeSIMを使えばいいんじゃ?と思った方もおられると思います。
ええ、その通りです(笑)
Rakuten miniに楽天UNLIMITのeSIMを入れる方がシンプルで特に問題なく動作すると思います。
ただ、私は複数のスマホを気分によって使い分けているので(いろんなスマホのレビューをしたいため)、SIMの入れ替えが頻繁に発生するのです。
そのため、SIMの入れ替えをしやすいように楽天UNLIMITは物理SIMとして所有しています。
一方、Rakuten miniはeSIMしか使えません。
今Rakuten回線を利用するためには物理SIMをeSIMで再発行しなければなりませんが、楽天UNLIMITはSIM再発行に3000円もかかってしまうのです。
再発行に毎回3000円かかるのはちょっといただけません。。。なかなかSIMの変更ができなくなってしまいます。。。
というわけで楽天回線のSIM/eSIMの入れ替えをフレキシブルに行うことはとても難しいのです。
楽天さん、いくらなんでもeSIM再発行に3000円は高過ぎませんか? IIJさんのように200円ぐらいにしてくれたらいいのに。。。
あれ? もしかしてあまりこんなニーズはないのでしょうか。。。
検証手順と検証結果
先に結論を述べますと、他社のeSIMでも特に問題なくRakuten Linkを利用することができました。
手順は以下の通りです。
まずスマホAにRakuten 物理SIMを入れます。
次に別の回線(今回はIIJmioのeSIM)を利用しているスマホBにRakuten Linkをインストールします。
Rakuten Linkを起動して楽天IDでサインインをします。
するとRakuten回線の電話番号をいれるように促されます。
デフォルトでスマホBのIIJ回線の電話番号が表示されます。(データSIMであっても電話番号は割り振られるため)
スマホAで利用しているRakuten回線の電話番号を入力して送信します。(理由は不明ですが私の場合はここで3分程度は待ちました)
6桁の数字を入力する画面になるので、先ほど入力した電話番号を利用できるスマホAのSMSに届いている番号を入力します。(ここでも3~5分程度待たされました)
パートナーエリアの場合限定かもしれませんが、楽天回線はたまにSMSの着信が遅いので、届かなかったらスマホBのRakuten Link画面から再送を実施しましょう。
電話番号があっていて正しく認証されればRakuten Linkが利用できるようになります。
ちなみに別の電話から楽天回線に電話をかけると、IIJ回線のSIMが入っているスマホBに着信してスマホBのRakuten Linkで通話をすることになります。
あと、どうやらWiFi回線でスマホBから他のスマホに電話をかけると番号非通知と表示されてしまうようです。
本検証の結論としては、
Rakuten Linkは楽天回線のSIMが入っていなくても利用できて、さらにそれは物理SIMだけでなく、eSIMであっても利用可能ということが判明しました!
ただし、SMS認証関係に関しては楽天回線のスマホAに送られてくるので、完全にスマホBだけで生活できるようになる、というわけにはいかないので注意が必要です。
まとめ
本日はRakuten miniにIIJmioのeSIMを入れてRakuten Linkを使うという非常にややこしい構成で、楽天回線のSIMが入っていないRakuten mini側でのRakuten Linkが動作するかどうかを確認してみました。
結論としては、Rakuten Linkは楽天回線のSIMが入っていなくても利用できて、さらにそれは物理SIMだけでなく、eSIMであっても利用可能でした。
通常の物理SIMの場合と同様に、別の回線を利用しているスマホBにRakuten Linkをインストールして楽天回線の番号を送信、スマホAにSMSで送られてきた番号を使ってスマホBで認証をすることで利用できるようになりました。
楽天回線で認証するときよりも気持ち時間がかかった気がしますが、特に問題なく利用可能であることがわかりました。
もし他社のeSIMでRakuten Linkを利用できるのか気になる方がいたら大丈夫ですので試してみてくださいね!
あ、もちろん楽天回線ではなく別回線を利用するので別回線のギガは消費しますからね!
