はじめに
翻訳アプリを活用している今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
最近お仕事で和英-英和翻訳を多用しているのですが、自分の英語が自身がない時、即座に文章を作成したいときに、翻訳機能を有したアプリや機器を活用しています。
少し前にポケトークSを購入して利用していたのですが、Google翻訳と何が違うんだろうと思って少し使い比べてみました。
今日はこれらの違いとGoogle翻訳の使い勝手をポケトーク並にするための設定をご紹介したいと思います。
過去記事
Google翻訳とポケトークの簡単な比較
Google 翻訳はGoogleが提供するテキストや音声を他言語に翻訳するサービスです。
Web、iOSアプリ、Androidアプリなどさまざまなプラットフォームで利提供されています。
一方、ポケトークは 2017年12月14日に発売されたソースネクスト社が開発・発売する翻訳機の名称です。
小型の端末で気軽にボタン一つで翻訳機能を利用することができます。
内部に物理SIMやeSIMを有しており、WiFiがない場所でも翻訳機能を利用することができます。
両方利用してみましたが翻訳精度に関してはどっちもどっちという感じです。
得意な場面もそれぞれという感じで、特別にどちらが優れているとはあまり感じませんでした。
ポケトーク はそれなりに高額(最新のポケトークSは約3万円)ですが、小型の専用の端末ということで持ち運びの点では優れていると思います。
いつでもすぐに利用可能なので利便性は優れていますが、専用の機器を持ち運ぶ必要があるので管理面ではマイナスかなと思いました。
スマホとポケトークの2台を常に持ち運ぶのは管理面で面倒ですよね。充電も両方しないといけませんでし。。。
一方で、Google翻訳は無料で手に入るのでポケトーク に対して入手が容易です。
ただ、Google翻訳をポケトーク と同じように使おうとすると、スマホにインストールしておいて使用時にアプリを起動することになると思います。
スマホのロック解除、アプリ起動、音声認識、と利用できるようになるまでに数ステップ必要となることが億劫になってきます。
というわけで、それぞれ比較すると精度はどっちもどっち、利便性や管理面で一長一短という感じです。
Google翻訳を爆速で起動する方法
というわけで、上で書いたGoogle翻訳の欠点を解消するためには何をすれば良いか考えてみました。
Google翻訳をポケトークと同じように気軽に利用できればいいわけです。
スマホ上でGoogle翻訳を即座に起動する方法を調べてみました。
AndroidであればOk Googleで伝えるのが一番簡単だと思います。
またはウィジェットに登録すればOKです。
会話モードで起動することでポケトークと同じ感じで翻訳をすることができるようになります。
一方でiPhoneであればSiriを利用するといいと思います。
逆にウィジェット機能にはGoogle翻訳を登録することはできないようです。
Siriの設定はSiriと検索でHey Siriを聞き取る、再度ボタンを押してSiriを使用、ロック中にSiriを許可をオンにします。
次にGoogle翻訳の設定でショートカットの設定を行います。
音声コマンドに「翻訳」、実行に「日本語-英語の会話」を設定します。
以上で設定は終わりです。
iPhoneに「Hey Siri 翻訳」と言うと、自動的にGoogle翻訳の会話モードが起動されます。
これでポケトーク とほぼおなじ操作感で利用できるようになりました。
持ち運ぶのはスマホ一つだけで済むので管理面も非常に楽です。
さいごに
今日はポケトークとGoogle翻訳の簡単な比較とGoogle翻訳の使い勝手をポケトーク並にするための設定をご紹介しました。
iPhoneでSiriを活用することでGoogle翻訳の使い勝手を限りなくポケトーク並みにすることができます。
専用端末のポケトークも悪くはありませんがお値段が3万円以上することと、電子機器を複数持ち歩くことになるので管理面が大変ということがマイナスポイントだと思いました。
この方法であればスマホ一台で全て完結できるのでお財布にも優しく管理が非常に楽です。
ぜひお試しあれ!