はじめに
2020年5月に販売となったMicrosoftのSurface Go2と一緒にSurface ペンも購入しました。
数週間利用してみた感想としては、軽く小さいので携帯性抜群で、モバイル用途としては非常に良いパソコン/タブレットだと思いました。
専用のキーボードと合わせても780gと軽いので、携帯性が良いWindows機が欲しいというニーズに対してマッチすると思います。
同時に購入したSurfaceペンを使ってみましたが、OneNoteやWhiteBoardと組み合わせて使用すると、とても便利に使うことができました。
本日はこのSurfaceペンを最大限活用するための設定とおすすめボタン割り当てを書いていきたいと思います!
過去記事
Surface Go2
Surface Go2は2020年5月に発売されたSurface Goシリーズの最新モデルです。
前のモデルからは画面サイズが大型化(10インチ→10.5インチ)、最上位モデルにはLTEが搭載されました。
本体の重さは544gと非常に軽意です。Windows搭載マシンとしては最軽量級なのではないでしょうか。
携帯性が良いWindows機が欲しいというニーズに対してとてもよくマッチすると思います。
Surfaceは専用キーボードと組み合わせてなんぼなので、是非アクセサリー類は一式揃えることをお勧めします。
私は最上位のcore m3搭載LTEモデルを購入したのですが、ブラウジングやメール、動画視聴といった用途であればサクサク動くので、特に困ることはありませんでした。
電池持ちも普通で通常利用であれば10時間弱使用することができますが、Googleドライブの同期で通信をし続けるような状況だと3〜4時間しか電池が持ちません。
一日中使い続けてもバッテリーの心配がいらない、といった感じではないですのでご注意ください。
あと、キーボードの窮屈なので注意してください。
画面が小さいのでキーボードも小さく、タイピングでは誤タッチが多かったです。
大量の文字を入力するような状況でなければいいのですが、長時間ブログの執筆をするのはきつい感じでした。
Surfaceペン
Surfaceシリーズで利用ができる専用のペンです。
書き心地もよく、多くの人にお勧めできると思います。
それなりのお値段はしますがSurfaceをメモやノートとして利用する際には必須だと思います。
接続も簡単でBluetoothですぐに接続することができます。
タブレットペンとしてはApplePencilと似ていますがこちらはボタンがいくつか搭載されていてカスタマイズ次第で非常に便利に使うことができるようになります。
デフォルト設定ではメインボタンはシングルクリックでWhiteboard、ダブルクリックでスクリーンショット、長押しで付箋が起動します。
設定>デバイス>ペンとWIndows Inkから個別に設定が可能です。
サイドボタンは右クリックで設定の変更はできません。
重さに関しては単6電池を内蔵しているのでApplePencilよりは重いかもしれません。
電池の持ちが素晴らしく良いです!! 通常利用では残量がなかなか減りません。
おすすめ設定・ボタンのカスタマイズ
さて、早速ですがサーフェスペンのボタンをカスタマイズしてみたいと思います。
そのままの設定でも悪くはないのですが、デフォルト設定のアプリは使わない、例えば付箋は使わないなんて人も多いと思います。
設定>デバイス>ペンとWIndows Inkから、シングルクリック、ダブルクリック、長押しの3種類を設定可能ですので自分に合った設定に変更をしてみてください。
ちなみに私の設定はこちらです。
シングルクリックにOneNote、ダブルクリックにALT+F4、長押しにスクリーンショットを設定しています。
私がよくつかうノートアプリがOneNoteなので、すぐに起動できるようにシングルクリックに割り当てました。
あとはスクリーンショット を撮って加工するのは一手間かかるので、長押しでできるようにしました。
今日のポイントはダブルクリックの部分です。
Surfaceペンのボタン設定は、通常ではアプリの起動しか割り当てることができません。
しかし!
リンク先から入手できるEmit-Xを利用することでショートカットの実行が可能となるのです!
https://github.com/retorillo/emit-x/releases
この実行ファイルはファイル名のショートカットキーを実行することができるものです。
例えば emit-x というファイル名であれば、このファイルを実行すると x を押すのと同じ効果が得られます。
私の場合は emit-ALT-F4 というファイル名をつけているので、Surfaceペンをダブルクリックするとアプリケーションを閉じる(ALT+F4)ことができるようになります。
他にも ALT+Tab(アプリ切り替え)、CTRL+Z(操作のやり直し)なども使用頻度が高くおすすめです。
使い方も簡単です。
リンク先からファイルをダウンロードして、ファイルを解凍して中身のファイルを適当な場所に置きます。
Surfaceペンのボタン設定にて、クラシックアプリを起動する>参照で用意したemit-***.exeを選択するだけです。
https://github.com/retorillo/emit-x/releases
さいごに
本日はMicrosoftのSurfaceシリーズで活用できるSurface Penのおすすめ設定を紹介してみました。
カスタマイズできるのはメインボタンを押した際の挙動です。
設定>デバイス>ペンとWIndows Inkから、シングルクリック、ダブルクリック、長押しの3種類を設定可能です。
通常ではアプリの起動しか割り当てることはできませんが、emit-xというアプリを利用することで、キーボードショートカット を割り当てることが可能となります。
ではでは!