ななぶろ

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Surface Go2 LTEモデルのレビュー!eSIMの接続方法や電池持ちなど気になる点をお教えします!

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はじめに

2020年5月に販売となったMicrosoftのSurface Go2を購入したのでレビューをしてみようと思います。

数週間利用してみた感想としては、軽く小さいので携帯性抜群で、モバイル用途としては非常に良いパソコン/タブレットだと思いました。

コスパが良いかは少しおいておいて、携帯性が良いWindows機が欲しいというニーズに対してマッチすると思います。

基本はパソコン、状況に応じてタブレットとしても利用するという使い方になると思いますが、これまでにiPadなどのタブレットをいくつも使ってきたので、それらとの比較もしつつSurface GO2のいいところ、気になったところを書いてみます。

また、今回購入したモデルは最上位のLTE搭載モデルです。初めてだと躓きやすいeSIMの利用方法なども併せて書いておきますね!

Surface Go2

2020年5月に発売となったSurface Goシリーズの最新モデルです。

前のモデルからは画面サイズの大型化、LTE搭載以外は大きな変化はありません。

本体の重さは544gと非常に軽く、Windows搭載マシンとしては最軽量級なのではないでしょうか。

携帯性が良いWindows機が欲しいというニーズに対してとてもよくマッチすると思います。

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販売モデルは3種類で、最下位モデルが約6万円、最上位モデルが約10万円で購入可能です。

違いはメモリ、ディスク容量、CPU、LTE機能の有無です。

ほとんどの人が専用のSurface Go Type KeyboardやSurface Penを同時に購入すると思いますので、上記価格に+3万円と考えるとお世辞にもコスパが良いとは言えないかもしれません。

10万円あれば他社の高性能なノートパソコンを買うことができますので。。。

一方で、Surface製品には普通に購入すると約3万5千円のOffice Home & Business 2019が付属します。

付属品込みで考えると、Officeを持っていない人にとっては悪くない選択肢なのかもしれませんね。

また、本体と同時購入でMicrosoft 365(Office 365)の年間ライセンスを半額で購入することができます。

そもそもOffice Home & Business 2019が付属しているのに必要なの?と感じる人も多いかもしれませんが、必ずしも購入したSurfaceにインストールする必要はないというところがポイントです!

余ったライセンスは知り合いや家族に譲渡することも可能なのでとりあえず半額でライセンスを購入しておくとよいと思います。

365はいくつものマシンにインストールできるのでパソコンやスマホを複数台所持している方にはこちらのほうがおすすめかもしれませんね!

性能的に同等な他社製品と比べると多少お値段が高めなので、少しでも安く購入するための方法を記載します。

2020年6月27日現在では公式でまとめ買いセールが実施されているので、これを利用してお得に購入すると良いでしょう。

オプション品がすべて2割引きになるのでまとめて買うことでお安くすることができます。

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また、意外と学生割引の対象となる人も多いかもしれません。

え? 自分学生じゃないけど。。。と思ったそこのあなた。

なんと一般的なアカデミックパッケージで対象となる大学生や学校教員だけでなく、幼稚園や小学校までが含まれるのです。

小さい子がいるご家庭ならほぼ対象となるので、もし対象ならこちらを活用するといいでしょう。

こちらは全商品10%割引となります。

上のまとめ買いとどちらが安くなるかは購入するデバイス次第なので、状況に応じて使い分けをしてみてください。

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良い点

それでは、しばらく使用してみて良いと思った点を書いてみます。

まず、専用キーボード込みで780gということで携帯性は抜群です。

LTE搭載モデルは外出先で使いたい時にすぐ起動して利用できるので非常に使い勝手が良いと思いました。

気軽にいろんなところに持ち運んで利用することができます。


いろいろなレビューサイトで動作が重いといったコメントを多く目にしましたが、最上位モデルを選んだためか、前評判で気になっていた動作のもっさり感もそれほどありません。

たしかに下位の2モデルはCPUがPentiumGoldという微妙なCPUが搭載されているので、下位モデルを購入した方は動作の重さを感じたのかもしれません。

上位モデルはCore m3が搭載されていて、Pentium Goldと比べて約2倍の処理性能を持つので、値段的なこだわりがなければ上位モデルを購入した方が幸せになれると思います。ちょっと高いですけど。。。

ブラウジング、動画視聴、電子書籍閲覧など、通常の軽い用途であれば特に重いと感じることはないでしょう。


10インチの2-in-1なので、最もよく利用されているタブレットであるiPadとよく比較されると思います。

ただ、WindowsOSを搭載しているという点でiPadとは完全に別物なのであまり比較するのもどうかなと思います。

例えば動作の軽快さやアプリの多さはiPadの方が完全に上ですが、Windows用のアプリケーションはほぼ動作、ファイル操作もらくらく、Chromeの拡張機能なんかも普通に使えるというSurfaceならではの利点もあります。

iPad+Magic keyboardはPCっぽいことも少しだけできるタブレット、Surfaceはタブレット操作もできるWindowsPCなので完全に別物なのです。

利用する用途に応じて得意不得意があるので使用用途に応じて使い分けるといいと思いました。


スリープからの起動も非常に速いです。Windows Helloによる顔認証の精度も非常に高く、ほんの数秒で使用可能になります。iPad Proとほとんど変わらないと思っていいと思います。

再起動も10数秒程度しかかかりません。

一昔前のWindowsは起動に時間がかかるというイメージがありましたが大きく改善しましたね。


多くの方が本体と同時に購入すると思われるSurfaceペンですが、非常に使いやすいと感じました。

書き心地はもちろんですが、電池の持ちも素晴らしく良いです。

Surfaceペンはボタンにアプリ起動を割り当てることができるので、書くことしかできないApplePencilよりも使い勝手が良い気がしました。

ペンの頭を1回押すとホワイトボードアプリ、2回押すとスクリーンショット、3回で付箋、など好きなように割り当てが可能です。

www.noname774.xyz

精細な絵・イラストを書くような方にはリフレッシュレートの関係でiPadをおすすめしますが、単にメモを取る、書き込みをする、くらいの用途であれば、Surfaceの方が100倍使いやすいです。

ペーパーライクフィルムを使用しているためか、まるで紙に書いているかのような描き心地です。

ぜひSurfaceをペンと同時に利用される方にはペーパーライクフィルムの使用をおすすめしたいと思います!

気になる点

最も気になる点はバッテリーかもしれません。

利用方法にもよると思いますが、軽いゲームや動画視聴、Googleドライブとのデータ同期などをしているとごりごり電池残量が減っていきます。

一般的な利用方法であれば特に気にならないと思いますが、特に通信を行うと電池がすごいスピードで減っていくように感じました。

下の画像はGoogleドライブの同期しかしていない状態ですが、バッテリーはあと66%あるのに、残り2時間ほどしかバッテリーがもたないと表示されています。

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それに伴い結構発熱します。触れないことはないですが、ずっと触っているのは難しい、というくらいまで熱くなります。

とはいえ、普通にブラウジングをする限りでは特に発熱もしませんし、7〜8時間程度は連続使用できました。


あと、キーボードの窮屈さは文字入力をする上では少しマイナスかもしれません。

フルサイズのキーボードになれている人にとっては結構厳しく、タイピングミス数が劇的に多くなります。慣れだとは思いますが。。。

とはいえ、電池の持ちとキーボードの小ささは、本体の小ささ、軽さとトレードオフな部分なのでこれは我慢しようと思います。

多少電池の持ちが悪かろうが、キーボードが打ちにくかろうが、軽くて携帯性が良いWindowsPCが欲しいのです!(笑

これらのポイントが気になる人はさらに上位のSurface Pro7か別のノートPCやタブレットを購入された方がいいかもしれません。


Surface Go2をサブ機として利用する範囲では、いまのところの不満点はこれくらいです。

軽い作業をする場合は特に不満点はなく、軽快に動作をしてくれます。

ただ、用途次第ではありますがメイン機として重い用途に利用するとなったら少しパワー不足を感じるかもしれません。

画像編集、動画編集、3Dゲームなどの重い処理は得意としていないのでこれらをしたい人は別のマシンを購入しましょう。

ちなみにDMM Game Player経由ですが、プリンセスコネクトRe:Diveとヴァルキリーコネクトくらいであれば特に問題なく遊ぶことができました。めっちゃ発熱しますけどね!

というわけではSurface Go2は多くの方にお勧めできる機種だと感じました!

モバイルネットワーク接続方法

WIndows機でLTE機能を有する機種はあまり多くないので、LTE接続に悩む方も多いのではないかと思います。

さっそく、モバイルネットワークに接続してみましょう。

スタート>設定>ネットワークとインターネットに進んでいきます。

携帯電話を選択してSIM2(eSIM)を選択します。

SIM1は物理SIMです。本機種は物理SIM(nanoSIM)とeSIMを一つずつ搭載することができます。

下の画像ではIIJに接続済みですが、初期状態では非接続の状態となっているはずです。

まず、eSIMプロファイルの管理を選択してください。

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次に新しいプロファイルを追加します、を選択します。

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新しいプロファイルを追加する方法は2種類あります。

使用可能なプロファイルの検索を選択するといくつかの選択肢が表示されます。

その中に利用したいネットワークがない場合は携帯電話会社から提供されたアクティブ化コードを入力するを選択してください。

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QRコードのスキャンという画面が表示されるので、eSIM発行元から送付されるQRコードを読み取ってください。

QRコードの読み込みができないときはコードを直接アクティブ化コード欄に入力してください。

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例えばIIJUmioでは、eSIMを契約すると送られてくるメールからアクティベーションコードを確認できるサイトに飛べます。

下の画像のようなページでアクティベーションコードとQRコードを確認することができます。

このコードを先ほどの画面で入力すればOKです。以上で設定は完了です。

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大丈夫だと思いますが、WIndows側の設定で携帯ネットワークをONにすることも忘れがちなので注意してください。

これをオンにしないとモバイルネットワークを利用することができないので忘れないようにしましょう!

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また、設定>ネットワークとインターネット>データ使用状況でデータ利用量の監視も可能なので必要に応じて設定してみてください。

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さいごに

本日は2020年5月に販売となったMicrosoftのSurface Go2のレビューをしてみました。

Surface GO2のいいところは軽さと小ささです。どんなところにでも持ち運べて気軽に使うことができるというところがこの機種の最大のアドバンテージだと思います。

メイン用途としては少しパワー不足かもしれませんが、モバイル用途で簡単な作業をするという用途で使う限りは、特にパワー不足を感じることなく快適に利用することができると思います。

気になったところはバッテリー持ちと発熱、キーボードの使いづらさですが、この機種の売りである軽さと小ささを得るために犠牲にしている部分だと思うので、そういうものだと割り切って使いましょう。

Surfaceペンや専用キーボードと一緒に使うことで、様々な用途に活用してくれる万能な一台になってくれることでしょう。

最上位+ペン+キーボードだと13万円くらいになってしまいますのでお財布には痛いところですが、それ以上の満足感を得ることができると思います。

気になった方は是非店頭などで触ってみて自分に合うかどうかをチェックしてみてください。

マイクロソフト製品は30日間無料で返品可能なので、購入してみて合わないなと思ったら返品するのもありです。

ではでは!