はじめに
みなさんこんばんは!!
Apple製品やガジェット、ゲーム好きのななしです。
我が家にもついにJelly2がやってきました!
Jelly2はUnihertz社が製造しているスマホ「Jelly」の後継機です。
その小ささと軽さ、Felica搭載という部分が刺さる人には刺さるのではないでしょうか。
私も数日使用してみましたが、電池の持ちもそれなりで、思っていたよりも使い勝手が良いと思いました。
本日はそんなJelly2の設定で困った部分やバッテリー持ち、使用感などの情報を共有できればと思います。
Jelly 2
Jelly2は2020年6月に発表された中国ユニハーツ(Unihertz)社の超小型スマートフォンです。
特徴はなんといってもその小ささと軽さ、あとは日本向けの場合はFelicaが搭載されるという部分ではないでしょうか。
大きさはRakuten miniよりも小さく(厚さはかなり厚いですが。。。)、Rakuten miniよりは多少重いですが、iPhone12 miniよりも軽く、小型スマホではかなりの存在感を示す製品になりそうです。
これまでの小型スマホにはバッテリーがもたないという致命的な欠点がありましたが、この製品には2000mAhのバッテリーが搭載されているため、普段使いであればある程度電池が持ちそうです。
スペック概要
それではスペックをおさらいしておきます。
項目 | 説明 |
---|---|
CPU | Helio P60 オクタコア 2.0GHz |
ディスプレイ | 3インチ(854x480) |
サイズ | 49.4 x 95 x 16.5mm |
重さ | 110g |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDカード |
バッテリー容量 | 2,000mAh |
OS | Android 10 |
生体認証 | 指紋認証 |
アウトカメラ | 1600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
SIM | nanoSIMx2(デュアルSIMデュアルスタンバイ) |
端子 | USB Type-C |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
FeliCa | ○ |
ヘッドホンジャック | ○ |
旧Jellyと比較すると画面サイズ、解像度ともに大きく改善されています。
ディスプレイは3インチでRakuten miniは3.6インチよりも小さいです。
ただ、キー操作はフリック入力であれば問題ありませんが、QWERTY入力だとかなり気を使っても押し間違いが発生します。
ウェブブラウジングやメールも自分の指が邪魔で視認性はそれほど良くはありません。
解像度があまり高くはなく、デフォルトのランチャーだとホーム画面は縦4、横3であまり多くのアプリを配置することはできません。
Microsoft Launcherも試してみましたが、なぜか時間が経つとデフォルトのランチャーに戻ってしまい、Android 10で実装されたジェスチャーナビゲーションも使用できなくなるので元のランチャーに戻しました。
重さは110グラムでRakuten miniの79グラムよりも重いです。iPhone SE第1世代(113グラム)と同程度でしょうか。iPhone12 mini(133グラム)、iPhone SE第2世代(148グラム)、Pixel4a(143グラム)などよりは少し軽い感じですね。
といっても厚みがかなりあるので、想像していたよりは重く感じてしまうかもしれません。
なんといっても注目はバッテリー容量2,000mAhという部分です!
これまで発売されてきた小型スマホはすべてバッテリー持ちが悪いといわれ続けてきましたが、このJelly2には2000mAhのバッテリーが積まれているため、普通の使い方であれば丸一日問題なく持ちます。
多少重くなってもバッテリー問題が解消されるのであれば大歓迎ですよね!
FeliCa対応なのも好印象です。
約2000円プラスにはなるのですが日本向けの機体のみ搭載されているようです。
あとはAndroid10対応なのもうれしいですよね。
ダークモードやジェスチャー操作を利用することができます。
SIMスロットはnanoSIMを2つ搭載するようなので使いやすそうです。
Rakuten miniはeSIMのみの対応だったので少しだけ使い勝手が悪かったんですよね。。。
デュアルシステムデュアルスタンバイ(DSDS)対応なので、電話SIMとデータSIMを分けるといった運用も可能です。
SIMスロットと二者択一にはなるのですが、拡張SDカードスロットとしても使えるので、容量に心配があるときにも安心です!
防塵防水対応なさそうですが、使い方を注意すればいいだけかなと思っています。
小型スマホ全般的に言えることですが小さいので落としやすく、なくしやすいのが難点になりそうな予感。。。
特に大きな欠点も見当たらない感じで、小型スマホを求めている人にとっては、大注目の1台になりそうな予感です!
重さ
デフォルトでケースとフィルムがついてきます。
これらの重さはケースが10g、フィルムが1g程度です。
これらを全部装備すると約120gとなります。
ケースは防御力優先であまり見た目が良くないので、もう少し薄目のものが出たら購入したいと思っています。
カメラ
カメラ性能は正直微妙でした。
iPhoneのカメラとは雲泥の差です。
普通に撮影しても全体的にモヤがかかっているように感じました。
カメラには期待をしない方がいいと思います。
NFC/Felica
やっぱりAndroid端末の一番のメリットはこれですよね。
iPhone系とは異なり、特に何の操作もせずにおサイフケータイ機能が利用できます。
このJelly2も同様で、支払いをストレスフリーで行うことができます。
スマートキー(Smart Key)・プログラマブルボタン
意外と便利なのがこのスマートキー機能。
電源の下にある赤いボタンにはいくつかの機能を割り当てることができます。
設定からSmart Assistantを選択して各種設定を実施します。
シングルプレス、ダブルプレス、ロングプレスの3種類が設定できます。
フラッシュライトを利用するオプションだけはロングプレスでしかできないので、もしこの機能を使いたい方は注意してください。
あと、すぐ上にある電源ボタンとよく間違えるので、私はシングルプレスの機能をオフにしています。
機能やアプリを選択して設定していきます。
バッテリー持ち(Battery Life)
バッテリーは2000mAhなので、他の小型スマホよりは電池持ちが良いですが、バッテリーがよく持つとまでは言えないかなと思いました。
通常の待受状態でバッテリーは約2日ちょっと持ちます。
動画や読書など、バッテリー消費が多い使い方だと、1日持つかどうか、といった感じです。
バッテリーに不安がある方はモバイルバッテリーを用意した方がいいかもしれません。
テザリング
とりあえずFuji WiFiのソフトバンクSIMを試してみましたが、問題なくテザリングで利用することができました。
テザリング用途でのバッテリー持ちですが、朝7時に83%から開始して、夜の6時には23%になっていました。
大体11時間で60%程度消費したので、あまり余裕がある感じではないと思いました。
心配な方はモバイルバッテリーを持った方が良さそうです。
設定で困ったこと
Android をベースにしたOSはメーカーごとにカスタマイズされていて、設定項目名が異なったり、設定場所が違ったりと、初期設定に困ることが多々あります。
私が設定で悩んだ点を幾つか紹介したいと思います。
手前に傾けて起動
Androidの機能にある手前に傾けてスリープを解除する機能です。
よくある位置には見当たらなかったのですが、どうやらディスプレイの指を離してスリープ状態から復帰がそれに当たるようです。
デフォルトではオフ設定なのですが、あって困ることはないのでこちらはオンにしておきましょう。
APN設定
APN設定を実施してもモバイルネットワークに接続することができません。
利用するためにはもう一段階、ネットワークとインターネット>モバイルネットワーク>モバイルデータの設定をオンにする必要があります。
こちらの設定もデフォルトでは何故かオフなのでオンにするのを忘れないようにしてください。
と言う感じで、この機種、何故かデフォルトでオンになっているのが普通の機能がオフになっていることが多いです。
NFC設定
Google Payアプリで店舗で支払うにはNFCをオンにしてください、と表示されます。
ですが、Jelly2の場合、特にNFCの設定は不要です。
不安になったので色々調べてみたのですが結局分からず。
とりあえず使ってみたら問題なく動作しました。
特に何もしなくても店舗で利用することが可能です。
紛らわしいなぁと思いました。
使用感
最近はサイズが小さめのiPhone12 miniを使っていたのですが、それでもJelly2の小ささには驚かされました。
iPhone12 miniがとても大きいと感じるくらいにとてつもなく小さいです。
重さは数値的には20数グラム違いますが、言うほど差を感じませんでした。
動作に関しては非常に軽快で、作業でもたつくと言うことは皆無でした。
普通のウェブブラウジングやメール、SNSなどの用途であれば、iPhoneなどのフラッグシップモデルほどの処理能力は必要ないのかもしれません。
カメラ、バッテリーに関しては十分満足、とまではいきませんでしたが、値段とコンパクトさを考えると十分及第点だと思います。
文字入力はお世辞にもしやすいとは言えないので、インプット操作が多い人にはあまり向かないと思います。
入力に気を使うのでとても疲れるのです。
テザリングに関してはまだ十分にデータを取れていませんが、1日起動していても持ちそうな感じです。
モバイルWiFiとお財布端末としての利用もありかもしれません。
と言うわけで、値段のわりにとても優秀な端末だと思いました。
値段も2万円程度なので、スマホには最小限の機能があれば良い、という小さな端末を待ち望んでいた方、ミニマムを好む方にはとてもおすすめできると思います。
2020/1/23追記
ロック解除の方法として、顔認証と指紋認証があるのですが、気持ちどちらも精度が悪い気がします。
何度登録し直しても少し経つと認証してくれなくなってしまいます。
私の問題なのか、端末の問題なのかよくわかりませんが。。。
さいごに
今日は超小型Felica搭載スマホ「Jelly 2」使用感などを書いてみました。
個人的な感想としては小型端末としては頭一つ抜きん出たスペックだと思います。
定価で購入しても2万円台なので、コスパはとても良いと思いました。
普段使いであればスペック不足を感じることもなく、サクサクと動作します。
画面が小さい分、入力には気を使う場面もありますが、スマホには最小限の機能があればいい、小さくて軽いスマホを使いたいと言う方にはとてもお勧めできると思いました。
今はまだクラファン以外での入手方法がありませんが、あと数ヶ月もすれば普通に入手できるようになると思います。
もし興味が持っている方がいたら参考になれば幸いです!