はじめに
みなさんMi bandは活用されていますか?
Mi bandはXiaomi製の格安スマートバンドです。
活動量計としての機能だけでなく、もちろんスマホの通知も確認することができ、スマートバンドとして必要な機能は一通り備えています。
日本で購入できる最新版はMi band4ですが、3000円台で購入できるので非常にコスパが良い端末だと思います。
そんなMi bandですが、先日Mi band5の日本発売が発表されました。
どうやら画面サイズの拡大やNFCなどの機能追加がされているようです。
日本発売まで待とうかと思ったのですが、発売まで待てなかった私はグローバル版を購入してしまいました。
数日間使ってみたので、使用感などのレビューを簡単にしてみたいと思います。
Mi band5
概要
Mi band5はXiaomi製のスマートバンドです。
スマートバンドとしての基本機能はほぼすべて有していて非常にコスパに優れたモデルとなっています。
最近の機能で有していないのは、心電図と血中飽和酸素濃度あたりでしょうか。
逆にそれ以外の機能はほぼほぼ網羅しています。
ワークアウト記録、アプリ通知、スマホのミュージックプレイヤーのリモコン機能、カメラの遠隔操作機能なども当然あります。
Mi bandの特徴はスマートバンドとしての機能の豊富さと優れたバッテリーです。
Mi fitアプリと連携することで、睡眠、ストレス、心拍数、移動距離、消費カロリー、歩数、ワークアウト情報など、様々な情報を確認することができます。
各種機能のオンオフによって利用可能時間は増減しますが、一般的には10日前後は充電なしに利用することが可能で、非常に使いやすいスマートバンドだと思います。
2020年9月末時点では日本ではまだ販売されておらず、いつ発売されるかは未定です。
ペアリング方法
Mi fitアプリを立ち上げると、スマートバンドと近づけてくださいと表示されます。
Bluetooth接続をするため、スマホのBluetooth機能はオンにしておいてください。
既にほかの機器とBluetooth接続をしている場合は解除するのを忘れないようにしましょう。
Mi band5を近づけると、ペアリングする旨の表示がされるためOKを選択します。
たったこれだけです!
Mi band4からの変更点
Mi band4からアップグレードしたのは画面の大きさと輝度、充電方法やNFCです。
前バージョンの不満点として挙がっていた視認性は輝度の向上と画面サイズが0.95インチから1.1インチに大きくなったことにより大きく向上しました。
各種測定精度が度が向上したという記載も見かけますが、私は今のところ違いに気づけていません。
NFC機能は追加されましたが日本で一般的に利用されているFeliCaは搭載されていないのでタッチ決済には使えません。
一方で、逆にダウングレードしたのは価格とバッテリー持ちです。
以前は公称値で20日間充電不要だったのですが、14日間に短縮されてしまいました。
値段は約1000円ほどアップしていると思います。
まぁ、それでも十分安いんですけど。
これらのPros&Consから、どちらを選ぶか考えることになります。
それでは各項目を詳細にみていきましょう。
機能
それではMi fitアプリの画面を見ながら機能紹介をしていきます。
こちらがメイン画面のワークアウトとなります。
各項目のダッシュボードが表示されていて、必要に応じて表示順などを変更することもできます。
プロフィール画面では各種設定が可能です。
ストアでは文字盤のダウンロードができます。
設定ではGoogleやXiaomi、Appleなど各種アカウントとの紐づけを行います。
マイデバイスからMi band5を選択すると各種詳細設定が可能です。
ここでは、着信時、アプリ通知時にバンドを振動させるか、座りすぎの時にお知らせをするかなどの設定を行います。
アラーム設定をすることもでき、その時間になったらバンドが振動して教えてくれるようにもできます。
アラームの振動はApple watchのような優しい感じではなく、結構強めなので確実に気づくことができると思います。
バンド通知機能は下のようにかなり細かく設定できますが、アプリごとの設定はほとんどできません。
基本的にはスマホ本体に通知が表示されるものはすべてバンド側に通知が来ると思ってください。
バンドを持ち上げると画面が点灯する機能や心拍数のモニタリング間隔、文字盤に表示されるアイテムの種類や順番の変更もこちらで実施します。
バンド本体からしか設定・操作できない項目としては、遠隔でカメラのシャッターを切る機能(iPhoneでもOK)、スマホの音楽再生のリモコン機能。ストップウォッチ、タイマー、スマホを探す機能、明るさ変更、スクリーンロック機能、オートオフ時間変更となります。
意外と多くの機能を有していると思いませんか?
バッテリー持ち
以前は公称値で20日間充電不要だったのですが、14日間に短縮されてしまいました。
おそらくNFC機能搭載によるものだと推察します。
正直、バッテリーの持ちが悪くなったのは微妙な感じです。
日本ではNFC機能を有効活用できないですしね。
一方で、Mi band5は充電方法が変更になり、本体をバンドから取り外さなくても充電できるようになりました。
本体を取り外すのは少々面倒だったのでうれしい変更です。
この充電ケーブルのマグネットはけっこう強く、はずそうとしなければ外れることはありません。
バッテリー持ちが悪くなりましたが充電がやりやすくなったのでプラスマイナスゼロといった感じかもしれません。
とはいえ、そもそも1週間以上充電不要なのでこれで十分かなと思っていたりもします。
Apple watchのように毎日充電するのと比べればとても楽です。
私の使い方では約9日間連続使用をすることができました。
設定は以下の通りです。
・明るさ 5段階中3
・オート画面オフ 10秒後
・着信/SMS通知/メール受信/アプリ通知 すべてオン
・座りすぎ通知 オフ
・手首を持ち上げて文字盤を表示 7時~20時のみオン
・自動心拍数モニタリングと睡眠アシスタント オン、検出頻度 5分
・アクティビティモニタリング オン
・ストレスモニタリング オン
上記以外の機能はすべてオフです。
多くの機能をオンにしているので、これらをオフにすれば利用可能時間は伸びると思います。
ヘルスケアデータをiPhoneと同期する方法
Amaztoolsアプリを使うことでMi band5のデータをiPhoneのヘルスケアアプリに読むこむことができます。
AmaztoolsもMi fitと同じくMi bandとペアリングをして利用するアプリです。
移動距離、消費カロリー、歩数、バッテリーなどの簡単な情報をみることができ、Mi fitにはない文字盤が大量にあるのでそれを利用することもできます。
Apple watchのインフォグラフ風にすることも可能です。
こちらのアプリをインストールして初期設定をしてみましょう。
Set upをタップしてSearch Deviceを選択します。
Mi band5が表示されるので選択してContinueを選んでください。
ペアリングする旨の表示がされるのでOKをタップします。
ここではMi band5を接続しましたがおそらく他のデバイスも同様の手順で進めることができると思います。
無事接続された旨のメッセージが表示されます。Done!
次にアプリを起動してSport Activityタブから設定を選択します。
それからApple health integrationのSync heart rate with Health KitとAutomatic export new activitiesをオンにします。
一応ヘルスケアアプリからもデータの同期がされているかを確認してみましょう。
ヘルスケアアプリの設定画面からAppを選択します。
もし同期されていなければすべてのカテゴリをオンをタップしてアクセス許可をしてください。
これで無事ヘルスケアにMi bandの情報を同期することができました!
さいごに
本日はMi band5の機能紹介と使用感を含めたレビューをさせていただきました。
基本的な機能はすべて網羅しているのに5000円未満で購入できるというかなりコスパが良いスマートバンドだと思いました。
バッテリーが長く持つので充電の心配をあまりしなくてよいのも高評価です♪
もちろんApple watchなどと比較すると見劣りする部分も多いのですが、値段を考えるとベストバイな一品であると感じました。
Mi band5はまだ日本発売されておらず、グローバル版は日本語対応されていませんが、簡単な英語しか使われていないので使用に困ることはないと思います。
気になった方は値段もそんなに高くないので試してみてもいいかもしれません。
きっと気に入ると思いますよ!
https://www.mi.com/jp/mi-smart-band-5/