
はじめに
みなさんこんにちは!
Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。
みなさんおうちのインターネット回線はどこを使っていますか?
光回線ならフレッツ、楽天ひかり、NURO光など、ポケットWiFiやWiMAXを使っている方も多いのではないでしょうか。
楽天モバイルにも魅力的なプランがありますよね。
Rakuten UNLIMIT IVは20GB以上どれだけ使っても月額3278円です。
もし楽天回線エリアなのであれば、固定回線の代わりに使うという選択肢もあるかもしれません。
昨年末から引っ越しがあって、新しい住居に固定回線を引くのに時間がかかるということだったので、いい機会と思って楽天モバイルを試してみました。
実際に楽天モバイル回線を数か月間固定回線の代わりとして使ってみて感じたことを書いてみようと思います。
ネットワーク構成
楽天モバイル固定回線化テスト時の我が家のネットワーク構成は次の通りでした。
ルーターは 富士ソフト FS030Wです。
それをFS030W専用クレードルに設置して
バッファロー製のルーター WSR-1800AX4に有線で接続しました。
もともと各種WiFi接続機器(PC、タブレット、スマホ、Fire TV、Nintendo Switchなど)はこのルーターに接続していました。
FS030Wにルーターを接続して、これらの機器はルーターに接続するように設定することで、WiFi設定を変更せずにすみました。
固定回線を引いた後にもこのルーターを使うことができたので、ユーザー側としては特に気にせずに使えてとても楽だったと思います。
ちなみに光回線は楽天ひかりを選択しました。
楽天モバイルに契約していれば1年間無料というのが大きかったです。
ルーターがIP v6 クロスパス対応だったことも楽天ひかりを選んだ理由の一つです。
通信エリア
最も重要な点である通信エリアですが、幸い転居先が楽天エリアだったので問題ありませんでした。
ただ、たまにパートナー回線エリアに勝手に切り替わってしまって、5GBを使い果たして速度が1Mbpsしかでなくなったりしました。
ルーター側でバンドの固定化をすればよかったのかもしれません。反省点です。
また、楽天モバイルの回線は屋内に入ると届きにくくなるようで、比較的外に近いところにルーターを置いた方が良いような気がしました。
後述しますがパートナー回線エリアとなると容量制限や速度制限があり、とても快適には利用することができません。
まずはお住まいの地域が通信エリア内かどうかを確認するようにしてみてください。
通信速度
基本的には50~100Mbps程度の速度は出ていました。
ただ、固定回線として利用する際は多くの機器が同時に利用することになるため、1台当たりの通信速度は低下していきます。
動画を見るときも数秒待ってから開始となることも多かったと思います。
十分に快適とは言えませんが、はじまるまでに数十秒かかってストレスフルということはないので、ある程度のんびり待てる人なら大丈夫だと思いました。
一方で、楽天エリアではなくパートナー回線エリアの場合は注意が必要です。
高速回線は月間5GBしかつかえず、あっというまに低速回線1Mbpsになります。
こうなるとほとんどのネットワークを使う通信は非常に遅くなり、何をするにしてもストレスを感じます。
パートナー回線エリアでの利用は避けるべきです。
もし楽天モバイルを固定回線の代わりとして利用するのであれば、使用する地域で楽天回線が利用可能なことを確認してから行うようにしてください。
とはいっても、家の中だといつのまにかパートナー回線エリアになる(楽天モバイルの電波が届かない)こともあるのである程度のあきらめも大事かもしれません。
ルーター側で接続するバンドの固定化をすればもしかしたら回避できるのかもしれません。
通信容量
どれだけ使っても月額3278円は非常にコスパが良いです。
楽天エリアで使い続けることができるなら、容量を気にする必要がないので多くの方におすすめできます。
一方で、通信速度でも記載しましたが、パートナー回線エリアで容量を使い切ると非常に遅くなるのでその点は注意が必要です。
あと、楽天回線を利用していたとしても1日に10GB利用すると低速になる点にも注意が必要です。
YoutubeやAmazon Primeなどの動画を一日中見ていると夕方にはこの制限にかかります。
こうなるとどうしようもないので次の日まで1Mbpsで我慢するしかありません。
実質容量無制限ですが、1日10GB制限があることだけは覚えておいた方が良いと思います。
コスト
どれだけ使っても月額3278円なのが長所だと思います。
楽天回線エリアで利用し続けることができるのであれば各種通信サービスの中でも最もコスパが良いのではないでしょうか。
▼たとえ100GB以上使っていたとしても3278円以上に増えることはありません。

光回線ほど通信速度が速いわけではありませんが、通信速度はそこそこでいい、データ利用量もほどほど(1日10GB以下)でよいのであれば、固定回線の代わりとしても十分使えるのではないでしょうか。
さいごに
本日は楽天回線を固定回線の代わりとして使えるのか、というテーマで記事を書いてみました。
楽天回線エリアに住んでいる人、1日のデータ使用量が10GB以下の人であれば選択肢としてもいいと思いました。
逆にパートナーエリアになる可能性がある人、データ使用量が10GBを超える人は、通信速度が1Mbps以下となってとても使えたものではないのでおすすめできません。
みなさんの通信環境、利用環境に応じて選択していただければと思います!
