
はじめに
こんにちは、ななしです!
今日はしばらくぶりにFuji WiFiを契約したので価格改定のことなどを書いてみます。
Wimax、Mugen Wifi、どんなときもWiFiなど、いろいろなMVNOを試してみましたが、結局はFuji WiFiが一番使いやすかったんですよね。
お値段もかなり安いですし、いつでも好きな時に解約ができます。(これ大事!)
ちょっと7月からプラン変更があって、月額がすこしだけ高くなったようです。
簡単にまとめると、低容量の低価格SIMプランであればこれまで通りに利用していいかもしれませんが、大容量プランの場合は大きく値上がりしたので、ほかのMVNOを選択したほうがよさそうです。
また、最近DSDS対応のスマホを入手したので、このSIMを入れてモバイルルーターのように使ってみようと考えました。
ただ、いざテザリングの設定をして接続を試みたところ、なかなか接続できず少しだけてこずってしまいました。
同じように困っている人がいるかなと思って、備忘録的に残しておこうと思います。
ちなみにiOS、iPadOSの場合は、Fuji Wifiはテザリングができないようです。
過去記事
Fuji WiFi
この記事をご覧になっている皆さんはよくご存じだとは思いますが、Fuji Wifiは大容量プランを格安で提供してくれているDocomo、au、Softbank回線のMVNOです。
2020年7月よりDocomoとau回線が新たに加わり、国内大手3キャリアをすべて選択することができるようになりました。
2020年7月以前はWimaxも取り扱っていましたがどうやらなくなったようです。
2020年7月に価格改定があり、全体的に数百円~千円ほど高くなった印象ですが、それでも低容量プランは業界最安レベルの価格です。
新たに設けられたデポコミコースを利用すれば、5000円をデポジット(預ける)ことで、月額料金を500円ほど割引してくれます。
この5000円はデポジットという扱いなので1年後には返金されます。
しかも、返金後も安くなった月額料金のままで利用を継続することができます。
10か月以上利用される予定の方はぜひ利用するといいと思います。
以前も、初月度にまとめて支払いをすることで月額が安くなる仕組みがありましたが、本デポコミコースのほうがお得だと思いました。
以前はデポコミコースと同程度の値引きを実現するには12か月分の月額料金をまとめて支払う必要がありました。
それに比べるとたった5000円のデポジットで同じ値引きを実現できるデポコミコースはとても素晴らしいと思います。
2020年6月以前のように無制限利用や200ギガバイトの大容量プランは選択できなくなってしまいましたが、低容量プランにおけるコスパは引き続き良い印象です。
特に解約時に違約金は発生しないので、モバイルルーターの利用を考えている方やSIMを増やしてみたいけどどのMVNOがいいかわからないと悩んでいる方はぜひ小さな容量のプランで一度使ってみてください。

新旧プランの価格比較
では、2020年7月に実施された価格改定について比較してみたいと思います。
公式のお知らせにも記載があるように、全体的には値上げが実施されています。
ルータープラン
それではルータープランから見てみましょう。
上段が新プラン、下段が旧プランの料金表ですが、同じ容量で比較すると大きく値上がりしているのがわかると思います。
特に大容量プランでの値上がりが顕著です。
比較がしやすい100ギガプランの場合、旧プランは3280円ですが、新プランだと4400円です。
金額としては1120円の値上がりとなります。。。けっこう大きいですね。
新プランのデポコミコースと同じく、旧プランのまとめ払いを利用すると約500円を値引きすることができましたので、実質2780円で100ギガ仕えたんですよね。うーん、新プランはかなり高い印象です。
一方で50ギガプランの場合、旧プランは2980円ですが、新プランだと3400円です。
金額としては420円の値上がりです。
100ギガプランと比べると上昇幅を小さくなっていますが、ルータープランは全体的に高くなった印象がぬぐえません。


SIMプラン
では、SIMプランを見てみましょう。
100ギガプランの場合、旧プランは2980円ですが、新プランだと3900円です。
金額としては920円の値上がりとなります。
ルータープランよりは値上がり幅はすこしだけ小さめです。
50ギガプランの場合、旧プランは2480円ですが、新プランだと2900円です。
金額としては420円の値上がりとなります。
こちらはルータープランと同じ値上がり額ですね。
20ギガプランの場合、旧プランは1980円ですが、新プランだと2100円です。
金額としては120円の値上がりとなります。
容量が小さくなるにつれて新旧プランの値段差が小さくなるようです。
新たに設けられた10ギガプランの場合、月額1480円で利用が可能です。
今まで選択できなかったので旧プラントの比較はできないですが、かなりお得な印象を受けました。
デポコミコースを利用すればたった980円で10ギガバイト利用可能なのです。
1000円未満で10ギガ仕えるMVNOってありましたっけ?
Fuji WiFiの新プランの真骨頂はこのプランですね。
月10ギガ程度で足りる方にとってはとてもおすすめのプランかなと思います。
ただ、データSIMという性質上、わたしのようにモバイルルーターとして利用する方のほうが多い気はします。
そのような用途だと、通信機器を屋外で利用する際に月に10ギガバイトで足りるか、と言われると。。。。厳しい人が多そうという印象。
ちなみにDocomoとau回線で12ギガプランも選べるようになりましたが、こちらは月額1780円です。
Softbank回線と比べると少し高めですが、それぞれの用途に応じて選択するといいと思いました。


全体的に大容量プランは大きく値上がりをして、低価格プランの値上がり幅は小さいようです。
さらにこれまで選択できなかった20ギガよりも小さな容量のプランがでてきました。
以上より、ビジネスモデルとして、大容量のプランから小規模の低価格プランに舵を切ったのかな、と感じました。
回線を提供する側として考えると、定額使い放題のユーザーは回線容量を圧迫するだけで利益は得にくいので、小さな容量のプランを用意して気軽に多くの人に利用してもらおうということなのかなと思いました。
また、ルータープランでは低価格プランを選択できないことを考えると、ルーター込みというよりはSIMのみの提供で利益を得ようと考えているのかもしれません。
こちらはコロナウィルスの影響でルーターの安定的な供給が難しくなる可能性があると考えたからかもしれませんね。
テザリング設定方法
それでは私の契約内容とテザリングについて書いていきます。
今回、Fuji WiFiで20ギガバイトのSIMを契約しました。
利用用途は週末子供と出かけるときの動画視聴がメインなのであまり容量は必要ないので小さめの容量を選択しました。
動画の視聴はカーナビに接続したAmazon Fire TVで行っています。
Androidスマホに入れてDSDSで利用して、スマホのテザリング機能を用いて、モバイルルーター的な利用をしようと考えました。
今回試したのはAndroidスマホをホットスポットとしてAmazon Fire TVから接続する方法です。
Androidの機種によって細かい部分は異なるかもしれませんが、おおよその設定方法をお伝えします。
画像はXiaomiのMi Note 10 Liteのものです。
まず、設定からモバイルネットワークに進みます。
その後、Fuji WiFIのSIMを選択します。
APN設定にてソフトバンクを選択して、APNタイプを変更してください。
ポイントはdunとtetherを入力することです!



その後、ホットスポット名やパスワードを設定して、ホットスポット/テザリング機能をオンにすればOKです。
子機側に無線ネットワーク名(SSID)が表示されるようになるので、パスワードを入力して接続してください。

さいごに
今日はFuji WiFiの価格改定のことを書いてみました。
全体的に大容量プランは大きく値上がりをして、低価格プランの値上がり幅は小さいようです。
さらにこれまで選択できなかった20ギガよりも小さな容量のプランがでてきました。
低容量の低価格SIMプランであればこれまで通りに利用していいかもしれません。
一方で、大容量プランの場合は大きく値上がりしたので、ほかのMVNOを選択したほうがよさそうです。
テザリングを利用するためにはAPN設定が必要なので、スマホをモバイルルーターとして利用する場合は忘れずに変更しておきましょう。
価格改定がありましたが、全体的には満足して利用しています。
新たに設けられたデポコミコースも長期利用される方にはお得だと思いました。
特に解約金は発生しないので、モバイルルーターの利用を考えている方やSIMを増やしてみたいけどどのMVNOがいいかわからないと悩んでいる方はぜひ小さな容量のプランで一度使ってみてください。
