ななぶろ

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MacbookでウルトラワイドなFF14はできるのか?浪漫を求めてUWQHDディスプレイでできるか試してみました!

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はじめに

みなさんこんにちは!

Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。

つい先ほどMacbook Pro 16インチでFF14はできるのか、という記事を書きました。

www.noname774.xyz

Macは一般的にはゲームには向いていないと言われていますが、解像度1280×1024、設定Middle、仮想ディスプレイモードであれば比較的快適にプレイすることができました。

逆に解像度を1600×1024にするとMiddleでは結構きつい場面もありました。

グラフィック設定も大事ですが、解像度の寄与の方が影響が大きいと感じました。

じゃあ逆に解像度を上げて、ウルトラワイドディスプレイを使った場合はどうなるのでしょう?

1600×1024でも厳しそうだったので、きっと無理なんだろうなぁとは思いますが、どんな挙動をするのか少しだけ楽しみな気もしました。

というわけで、Macbook Pro 16インチをUWQHD(3440×1440)のディスプレイに接続してFF14をプレイしたらどうなったのか、書いていこうと思います。

検証環境

今回検証を行なった環境はこちらです。

用いたディスプレイはMSI製のMAG341CQです。

解像度は3440×1440のUWQHDで、鏡面ディスプレイのリフレッシュレート100Hz対応です。

値段が比較的安いのが良いところですが、ポートはHDMI、DP、DVIの3つのみ、スピーカーもなく、ディスプレイの角度調整ができないのが難点です。

そんなときはこちらのモニターアームをつけることで快適に画面を動かすことができるようになります。

検証マシンはMacbook Pro 16インチ 2019年度版です。

構成は一番下のモデルでIntel Core-i7 6コア、メモリ16GB、GPUはRadeon 5300Mを備えているので、いままでのMacbookと比べるとかなり高めのグラフィック性能を持っているはずです。

とはいえ、GeForce RTX2070SUPERと比べても、パフォーマンスは約50%。

試す前から結構厳しそうな印象を感じていました。

この環境下でFF14をウルトラワイドな画面でプレイできるのかさっそく試してみましょう。

検証結果

通常ベンチマークソフトを用いて処理性能の比較をするところですが、Mac版のFF14のベンチマークソフトはリリースされていなかったため、ゲームをプレイして検証することにしました。

検証結果としては設定を最低のStandardにして仮想フルスクリーンでプレイをしてみましたが、FPSは最大でも50程度でかなり厳しい感じでした。

Middleで45前後、Highで38前後、Extra-highにすると画面が暗転してフリーズしたかと焦りましたが、その後FPS27前後でカクカクですが動作しました。

全ての設定においてFF14プレイ中はファンが最大速度で回り続ける感じで、明らかに処理速度と放熱が追いついていないようでした。

というわけでMacbook Pro 16インチ 2019年度版では、ウルトラワイドディスプレイでFF14をプレイするのはかなり厳しそうです。

ウルトラワイドディスプレイを活用すると、通常利用であれば大きく作業性を向上させることができます。

資料作成やWeb閲覧だけでなくゲームプレイ上でも視野が広くなるためプレイしやすくなるのです。

GeForce2070SUPER以上のGPUを積んだパソコンを持っている場合は、このウルトラワイドディスプレイの活用を強くお勧めするのですが、最新のMacbook Pro 16インチといえど性能的にかなり厳しい感じです。

Macbook ProでのウルトラワイドなFF14は非常に厳しいという結論になりました!

スクリーンショット

解像度2048×858:仮想フルスクリーン:グラフィック設定 High:FPS 66

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解像度2048×858:仮想フルスクリーン:グラフィック設定 Middle:FPS 77

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解像度2048×858:仮想フルスクリーン:グラフィック設定 Standard:FPS 82

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解像度3440×1440:ウィンドウ:グラフィック設定 Middle:FPS 34

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解像度3440×1440:ウィンドウ:グラフィック設定 Standard:FPS 44

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ちなみにIntel Core-i7 9700, GeForce RTX270SUPERの環境であれば 解像度3440×1440、仮想フルスクリーン、グラフィック設定 高品質(デスクトップPC)でFPSは100~130ほど出ます。

さいごに

本日は、Macbook Pro 16インチをUWQHD(3440×1440)のディスプレイに接続して、FF14をプレイしたらどうなったのか、書いてみました。

2020年現在Macとしては最高峰のグラフィック性能を持つMacbook Pro 16インチであっても、UWQHDディスプレイでFF14をプレイするのは自殺行為です。

プレイ中は常にファンが回り続けますし、動きはカクカク、筐体もかなり熱くなるので長時間のプレイは本体にダメージを与えそうな気がします。

もしウルトラワイドディスプレイでFF14をプレイしたいという方は、おとなしくWindowsのゲーミングPCを購入した方がお財布にも精神的にも優しいでしょう。