はじめに
みなさんこんにちは!
Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。
先日SynologyのNAS DiskNavigationについて書いてみました。
内部ストレージは多ければ多いほど良いのは間違いないですが、MacやiPad、iPhoneなどのApple製品は内部ストレージ容量を増やそうとすると金額が跳ね上がります。
そんな時は外部ストレージ(SSDやHDDなど)を効率的に活用することで初期投資を抑えることができますが、Macbookを持ち運ぶたびに外部ストレージも一緒に持ち運ぶ事は非常に大変です。
外部ストレージを正しい手順で外すのは手間ですし、そのまま外そうとするとエラーメッセージが発生します。
というわけで気軽に持ち運べるMacBookとワイヤレスネットワークで利用できるNASは非常に相性が良いのです!
もちろん利便性が良くなるのは各種ファイルだけでなくバックアップに関しても同じことが言えます。
今日はMacbookのバックアップであるTime MachineをNAS上に保存する方法を書いていきたいと思います。
導入手順
SynologyのDiskStationの導入方法は前回の記事を参照いただければ幸いです。
NASの設定
QuickConnectやSynology Assistantを用いて設定画面に進みます。
▼コントロールパネルのユーザからユーザー作成をします。既存ユーザーを用いても良いのですが、ユーザーを分けた方がバックアップ保存容量を指定することができて便利です。
▼ユーザー情報を入力していきます。
▼次へをクリックします。
▼フォルダへのアクセス権を設定します。フォルダがない場合は後で設定し直してください。
▼フォルダ容量上限を決定します。
▼アプリケーションは利用しないのでそのまま次へ進みます。
▼速度制限もしないのでそのまま次へ進みます。
▼次にコントロールパネルの共有フォルダから新しくバックアップ保存用のフォルダを作成します。ユーザー作成と順番が逆になってもOKです。
▼フォルダ名と各種設定を行います。
▼暗号化の設定は必要であれば実施してください。
▼設定を確認して適用を押します。
▼作成したユーザーに書き込み権限を与えます。
▼Time Machineを利用できるようにするための設定を行います。ファイルサービスからSMBサービスを有効化します。
▼詳細タブに移動してSMBからのBonjour Time Machineブロードキャストを有効化します。
▼次のその下のTime Machine フォルダの設定をクリックしてバックアップ用に作成したフォルダを指定します。
以上でNAS側の設定は完了です。
Macの設定
NAS側の設定が完了したら、Macで設定>Time Machineから設定を行なっていきます。
▼バックアップの保存先ディスクを決めるために「ディスクを選択」をクリックします。
▼次にバックアップの保存先を指定します。私の場合はTime Machineというフォルダを作成したのでそれを選びます。
▼先ほどNAS上で登録したユーザーとパスワードを設定します。
▼バックアップを自動作成にチェックを入れて設定は完了です!
さいごに
本日はSynology NAS DiskStation にMacbookのバックアップを取る方法について書いてみました。
MacやiPad、iPhoneなどのApple製品は内部ストレージ容量を増やそうとすると金額が跳ね上がりますが、NASを利用すれば比較的リーズナブルなお値段でバックアップ用の容量を確保することができます。
NAS側とMac側でいくつか設定が必要ですが、それほど難しくなくTime Machineの設定が可能です。
気軽に持ち運べるMacBookとワイヤレスネットワークで利用できるNASでのバックアップは非常に相性が良いのでぜひ利用してみてください!