はじめに
みなさんRakuten miniいう製品をご存知でしょうか。
楽天が発売している非常に小さなスマホです!
なんと79g!!!
昨今の画面サイズ大型化とは逆に小型化で勝負をしている製品です。
住んでいるところは楽天エリア外ではありますが、4月に新色のクリムゾンレッドが発売されたので、勢いでポチってしまいました。
実際に使ってみてどうだったか、特にバッテリーの持ちについて使用感などを含めてご紹介していきたいと思います。
Rakuten mini
細かなスペックは以下の通りです。
大きさが非常に小さく、重さが79gで非常に軽いです。(ポケトークSとほぼ同等、ipod touchより軽い)
カメラや解像度、処理能力などの性能はハイエンドなものと比べると明らかに見劣りしますが、小さくてコンパクトな最低限の機能を有したスマホを求める方にとってはピッタリの仕様ではないでしょうか。
初期設定
日曜日の夜に端末購入と申し込み手続きを行ったところ、火曜日の午前中には端末がヤマト便で到着しました。
思ったよりも早く到着したので驚きました。
ダンボールを開いてみると中に白い箱が一つ入っています。
箱の中身と付属物は以下の通りです。
スマホ下取りサービスなんて実施しているんですね。
Rakuten mini本体に薄いフィルムが貼り付けられていますが、ペラペラで防御力ゼロなので市販品に変えることをお勧めします。
Rakuten miniで楽天UNLIMITを利用する際の設定自体は非常に簡単で15分程度で完了しました。
まず電源をオンにした後、Google Playストアからmy楽天モバイル、Rakuten Linkアプリを最新版にアップデートします。
その後、付属のSTART GUIDEの裏面にあるQRコードをカメラで読み込んでサイトを開きます。
楽天IDでログインすると表示される申し込み番号詳細画面に楽天回線の開通手続きを行うボタンが表示されるので、それを選択するとSIMデータをダウンロードできます。
以上で設定は完了です。WiFiをオフにして電話回線を利用できることを確認しましょう。
大きさ比較
iPad Pro 2020 12.9インチ、iPhone 11 Pro、Rakuten miniを一緒に撮影してみました。
Rakuten miniの小ささが伝わるでしょうか?
操作感
画面が小さいので操作がしにくいのではないかと思っていましたがそこまで問題ではありませんでした。
さすがにQWERTYキーは小さすぎて誤操作が多くなりますが、フリック操作または昔のガラケーのようなキー操作ができる方であれば、特に入力には困らないと思います。
ウェブのブラウジングや読書、動画視聴もしてみましたが、大きさとしてはできなくはないです。(バッテリーはごりごり減っていきますけど。。。)
個人的にはメインのiPhone11 Proよりも身に着ける時間が長くなってきている気がします。
電池(バッテリー)消費
一番気になるのはバッテリーの持ちなので早速検証してみました。
以下のように思いつく限りの省エネ設定を行いました。
・明るさのレベル 0
・明るさの自動調節 オフ
・スリープ 操作が行われていない状態で1分経過後
・バッテリーセーバー 常にON
・バッテリーマネージャの使用 常にON
・制限されたアプリ Youtube、Kindle、Twitterなどバックグラウンドで頻繁に動作しそうなアプリ
・ダークモード 設定できるものは全てダークモードに設定
Youtube、Kindle、Googleなど画面を使用するとバッテリーの消費が大きくなります。
多くの方が言われているようにバッテリー容量はかなり小さいという印象を受けました。
上記設定にて検証を行った結果、画面表示を伴うアプリを利用する場合、フル充電で約8時間利用が可能です。
というわけで、一日中スマホを使うような使い方の場合、バッテリーは1日持たないです。
YouTubeよりもKindleの方が時間当たりのバッテリー消費が多いのにはびっくりしました。
一方でほぼ待ち受け状態、たまにメール確認のみという使い方であれば3日以上利用できることがわかりました。
Rakuten miniは常にスマホを使い続けるという人にはあまり向きませんが、電話やメールがメインでたまにSNSなどをするという人にはおすすめかもしれません。
追加でテザリングでルーターとして利用した場合のバッテリーの消費がこちらです。
おおよそ1時間に10%電池を消費していることがわかります。
というわけで、ルーター利用の場合、フル充電で約10時間の利用が可能です。
ルーターとして利用する場合はバッテリーが1日持ちません。
クイック設定パネル
ステータスバーを上から下にスワイプするとクイック設定パネル、通知領域が出てきます。
デフォルトではWiFi、バイブレーション、バッテリーセーバー、ライト、機内モード、Bluetoothしか表示されず、自動回転、ナイトモード、サイレントモード、現在地などは表示されません。
実はこの状態でもう一回設定パネルをタップして下にひっぱると他の設定項目も表示されます。
もしかしたら気づかない人もいるかなと思ったのでここに書いておこうと思います。
マグネット式ケーブルでの充電
急速充電には対応していないということで、おそらくマグネット式の充電ケーブルは利用可能と思っていましたが。。。
理由はわかりませんが無理でした!!
ケーブルをつないでも充電できません。
第4世代のものを試したので、第5世代ならもしかしたらいけるかもしれません。
じゃあPD対応であればいけるのか?と思って試したところ
PD対応のStouchiのUSB Cアダプタであれば無事充電することができました。
理由はよくわかりませんが、マグネット式のケーブルを利用されている方は注意してください。
顔認証
認識精度は悪くないのですが、明るさ0で部屋が暗い状態だと認識できません。。。
iPhoneだと問題なくできていたような気がするのですが、可能な限り電池の消耗を減らしたいので明るさは落としたいですし。。。。
うーん、利便性とバッテリーどちらを取るかは人それぞれかなと思いました。私はバッテリー優先で!
さいごに
今日は3.6インチの小さなスマホ「Rakuten mini」の導入時レビューをしました。
昨今の画面サイズ大型化とは逆に小型化で勝負をしている製品です。
カメラや解像度、処理能力などの性能はハイエンドなスマホと比べると明らかに見劣りしますが、小さくてコンパクトな最低限の機能を有したスマホを求める方にとってはピッタリだと思いました。
バッテリーのパートでも記載させていただきましたが、動画や読書など画面を利用する際にはバッテリー消費が激しいので、常にスマホを使い続けるという人にはあまり向きません。
一方で軽くて小さなスマホを求めていて、電話やメールがメインでたまにSNSなどをするという人にはおすすめかもしれません。