
はじめに
みなさんこんにちは!
Apple製品など各種ガジェット好きのななしです。
最近ほんとにM1 Macbook Proの記事ばかり書いている気がしますが、本当に素晴らしいマシンだと思います。
動作はサクサクで電池持ちもすごく良く、ほんとに非の付け所が見つからないと思います。
ところで、Macbookをクラムシェルモードで利用されている方はどれくらいいるでしょうか。
ディスプレイを閉じたまま外部ディスプレイに繋いで利用するモードのことです。
Thunderbolt3ポートからUSB-Cで電源、外部ディスプレイに接続したのちに、ディスプレイを閉じるとそのモードにすることができます。
外で使う時もあるけど、家で使う時は大きなディスプレイ、キーボード、マウスなどに繋げてより快適に利用したい、という方におすすめなモードです。
一方で、このクラムシェルモードを利用している方からは、正常に動作しないことがあるという話をよく聞きます。
本日は、私が体験したクラムシェルでスリープから復帰できない現象と、その原因、対策をお伝えできればと思います。
M1 Macに関する過去記事
クラムシェルモード
この記事をお読み方ならご存知だとは思いますが、Macbookのディスプレイを閉じて利用するモードです。
外部ディスプレイやキーボード、マウスなどを使ってより快適な環境で作業をすることができます。
クラムシェルモードの利用方法は以下の通りです。
電源に接続
外部ディスプレイに接続
ディスプレイを閉じる
以上です。
たったこれだけの設定で利用することができます。
外出時には通常モードで利用しつつ、家ではクラムシェルモードで利用する、こういった使い分けができるので、未体験の方は是非お試しください。
発生した現象
発生した現象はクラムシェルモードでスリープした状態から復帰できないというものです。
新しく購入したM1 Macbook Pro(MacOS Big Sur)のUSB-CポートにはディスプレイとAnker 7in1 USBハブを接続しています。
ディスプレイはウルトラワイドモニターのMSI製のOptix MAG341CQです。
この状態でディスプレイを閉じると、特に問題なくクラムシェルモードに移行することができるのですが、その状態でスリープ状態にすると、キーボードを押しても、トラックパッドを押しても、何も反応しません。
仕方なくディスプレイを開けても、外部ディスプレイには何も表示されませんでした。
その後、Ankerのハブを抜くと外部ディスプレイに映像が出力され、再度ハブを接続して閉じると再びクラムシェルモードにすることができました。
Ankerのハブは使い勝手が良いので、多くの方が利用されているとは思います。
しかし、どうやらこのハブはスリープモード時にはバッテリーが共有されていないようで、スリープモードに入るとクラムシェルモードが解除されます。
また、ハブにあるHDMI接続では外部ディスプレイは30Hzでしか動作しませんし、ハブ上のUSBポートは画面出力に対応していません。
このようにいくつか問題があるので、利用する際には注意するようにしてください。
2020/12/5追記
電源ケーブルをAnker ハブのPDポートに接続すると問題なくスリープ解除ができました。
どうやらMacbookとモニターを接続するケーブルとAnkerハブの相性の問題のようです。
使えなかったケーブルはこちら。
とはいえ、安定が非常に不安定で、画面のカクツキが激しくなったので、やはり、Ankerハブ経由で画面出力と充電は同時にしない方がいいと思いました。
対策
というわけで、スリープから復帰できない現象の原因は電源を本体に直接接続していないことでした。
AnkerハブのUSB PDポートを用いて電源を供給していると、クラムシェルモードでスリープから復帰することができません。
クラムシェルモードでスリープから復帰できるようにするには、電源をMacbookに直接接続しておけばOKです。
とはいえ、現状M1 Macbookにはポートが二つしかなく、一つが電源で塞がれると、もう一つでディスプレイ、入力デバイス、外部ストレージなどを全てもう片方のポートで処理しなければならなくなります。
Anker 7in1でどうにか対応しているのですが、リフレッシュレートが30Hzとなってしまっているので少し不満に感じています。
60Hzや100Hzで動作することができるハブがあればいいんですけどね。。。
もしくは4ポートあれば解決するのですが。。。
今は2ポートのモデルしか販売されておりませんが、今後4ポートのバージョンが出て来るはずなのでそれを待ちたいと思います。
2020/12/5追記
電源ケーブルをAnker ハブのPDポートに接続すると問題なくスリープ解除ができました。
どうやらMacbookとモニターを接続するケーブルとAnkerハブの相性の問題のようです。
というわけで、どうやっても満足のいく状態にできなかったので、仕方なくスリープしない設定で使わないときはディスプレイオフになる設定にしました。
今後もハブとケーブルの相性確認は続きような予感がしています。
また進展があればご報告いたします!
さいごに
本日は、私が体験したクラムシェルでスリープから復帰できない現象と、その原因、対策を書いてみました。
スリープから復帰できない現象の原因は電源を本体に直接接続していないことでした。
AnkerハブのUSB PDポートを用いて電源を供給していると、クラムシェルモードでスリープから復帰することができません。
クラムシェルモードでスリープから復帰できるようにするには、電源をMacbookに直接接続しておけばOKです。
同じように困っている方はハブを使わずに直接本体に電源を接続してみてください!